ZenPad S8.0を少しいじって気がついたこと

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最初は設定画面

充電も完了したので、さっそくいじり倒します。タブレットを立ち上げると最初に設定画面になりますが、これはすぐにやらなくてもあとから設定出来ますので、特に焦る必要もありません。本当はユーザーの利便性を考えて、最初から順番に設定していった方がやりやすいだろうということなんでしょうが、今までスマホもタブレットも持っていなかった人は、いきなりあれやれ、これやれと促されるとパニックに陥るんじゃないかと思います。設定途中に戻るボタンはありますが、むしろ、最初の設定項目はひと通り読んで概要を掴んだあとに、最初から戻ってやり直せるようにした方がより親切なんじゃないかとは思います。

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このタブレットについてはデータ通信がついていませんから、SIMの設定もありません。その分簡単ではありますが、ただ、私の家のWi-FiはMACアドレスでフィルタリングしている上に、ステルス機能でアクセスポイントを隠しているので、端末の初期設定よりも何よりも、とにかくWi-Fiと繋げる作業の方が先決です。

先ほどの設定画面でひと通り設定が済むと、ホーム画面になります。私の場合は全部スキップしたので必要なものは自分で設定しないとなりませんが、とりあえず必要なのはGoogleアカウントくらいです。なお、画面キャプチャをするときに、この端末には便利なキャプチャ機能が付いているので、ASUSカスタマイズ設定からスクリーンショット機能を有効にします。

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2015-08-13-15-29-05マルチタスクボタンのところが白くなっているのは、この機能を使ってスクリーンキャプチャをしているからと思ってください。

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デフォルトのHome画面です。ASUSユーザーには見慣れたアイコンが並んでいます。プリインストールアプリが多いのは私はあまり好きではありません。ASUSのアプリは使いやすいものもありますが、説明やFAQが日本語対応していないものが結構あるので、その辺は改善して欲しいところです。

ZenPadの基本的特徴など

さて、まだ基本的な特徴を説明していませんでした。先行説明会の写真を見るだけでも、それなりにわかるかとは思いますが、改めて見ていきましょう。

今回発売が予定されているZenPadは全部で3機種。7.9型QXGA液晶(2048×1536ピクセル)を搭載したWi-FiモデルZenPad S8.0(Z580CA)と、

ZenPad S8.0

SIMフリーのLTE通信や音声通話機能に対応したタブレット、8型WXGA液晶(1280×800ピクセル)を搭載したZenPad 8.0(Z380KL)、

ZenPad 8.0(Z380KL)

そして同じくSIMロックフリーのLTEモバイル通信に対応した10.1型WXGA液晶(1280×800ピクセル)を搭載したZenPad 10(Z300CL)です。

ZenPad 10

ZenPad 10に関しては、LTEシムフリー端末であることは間違いないものの、紹介記事によっては通話対応となっているところがあります。しかし、これはたしか非対応ですね。10型だと仮に通話出来たとしてもヘッドセットでも使わなければ相当話しづらいと思うので、あまり電話機として使う人もいないと思いますが、使える機能があるなら意地でも使うという人は、この広い世の中それなりにいるかもしれません。確信が無いので、もし間違っていたら後で訂正します。

ZenPad S8.0には2種類あり、ひとつは4GB メモリに32GB eMMC、インテル®ATOM™プロセッサーZ3580を搭載したモデルと、もう一つは、2GBメモリに16GB eMMC、インテル®ATOM™プロセッサーZ3560を搭載したモデルになります。今回私がレビューしているのは前者の方(ただし、eMMCが64GBの特別仕様)になります。

ZenPad3機種に共通する特徴は、周囲の環境に合わせてコントラストとシャープネスを自動調整し、屋外での視認性も大幅にアップしたASUS独自の映像テクノロジー「VisualMaster」、タブレット端末では世界初となるDTS Studio SoundとDTS-HDによって5.1chに対応し、より立体的で臨場感のあるバーチャルサラウンドへの変換を可能にする「DTS-HD Premium Sound」に対応しました。さらに、「Zenfone2」で採用した「ASUS ZenUI」に含まれる、「ZenMotion」や「簡単モード」(ZenPad10は非対応)、「キッズモード」にも対応しています。また、5GBのASUS WebStorageサービス(永久無料版)と、100GBのGoogleドライブ(2年間無料版)が付属しています。

ZenPad S8.0では、これに加えて1,024段階の筆圧感知機能を搭載していて(ZenPad 10も同様)、オプションのスタイラスペン「Z Stylus」も用意されています。今回、この「Z Stylus」も頂戴しているので、本来であれば、この1,024段階の筆圧の違いを、右に出る者がいないほどのずば抜けた画力でお伝えしたいところではありますが、悲しいかな私には絵心といいますか、画才がまったくもってありません。まさに猫に小判、豚に真珠状態ですが、その性能をなんとかお伝えしたいとは思いますので、しばらくお待ちいただけたらと思います。

ちょっとした不具合が発生

さて、画質や音質が向上しているということで、手っ取り早く動画で確認してみようとYouTubeのアプリで動画を見ていたら、突然不具合が起きました。いつの間にか画面が分断されて表示がおかしなことになっています。そのうち固まって落ちてしまいましたが、何度か繰り返し試しても同じ現象に見舞われるので、現状のYouTubeアプリとは相性が合わないのではないかと思います。具体的にどういう状況かというと、ディスプレイ上の画面が勝手に縦に2分割3分割されて、その並びがおかしくなったり、色味がおかしくなったり、画面がずれてしまって、まともに表示されなくなってしまうのです。たちが悪いのは、一旦アプリ上でこの不具合が出ると、それをそのままホーム画面や他のアプリ画面にまで引きずってしまうことです。こうなると一旦画面を消すしかありません。

最初は端末の不具合かと思ったのですが、ブラウザで見たり、他の動画アプリを入れて試したところ、そちらでは特に問題が無かったのと、プレイストアでもこのYouTubeアプリの不具合報告がいくつかあがっているので、おそらくアプリ側の問題だと思います。ただ、このアプリはプリインストールされていますから、使用の際には注意が必要です。製品がリリースされる頃にはアップデートで修正されていると良いんですがね。(2015.9.5追記 現在は解消しています)

さて、次回以降は出来ればカメラの性能の確認や私のもう1台のタブレット、「MeMO Pad 7 ME572CL」と比較したいと思いますが、今日の最後にZenPad S8.0のベンチマークテストの結果を載せておきます。

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テストに使ったアプリは、おなじみの「AnTuTu Benchmark」です。結果は「Zenfone2」とほぼ同じレベルですね。さすがにプレミアムモデルだけあって、かなりの高性能です。

それでは、また次回。

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