iPhoneの新機種が発表されて、いよいよ今回からdocomoでも取り扱いが始まりましたね。iPhone欲しさにSoftBankやauに流れていったユーザーも多いでしょうから、ここからdocomoがどこまで巻き返せるか、今後の経過に注目したいところです。一方、iPhoneを使いたかったけれど、他社には乗り換えたくなかったというdocomo支持派で、いまだにガラケーで頑張っている人には、今回こそスマホに買い換えようと思っている人も多いかもしれません。
ただ、気をつけないとならないのは、iPhoneは今までガラケーに当たり前のように付いていた付属機能が、まったく使えなかったりします。ワンセグテレビや赤外線、防水機能やおサイフケータイなども当然付いてません。今まで利用していた機能が使えなくなるストレスは、機種が変わって使いづらくなるストレスと相まって、余計に不便に感じるかもしれません。
それと、docomoユーザーにとって問題なのは、docomo独自のサービスでしばらくの間使えないものがあることですね。
iPhone購入についての注意事項(サービス)(PDF形式:182KB)
その中でも一番問題なのは、spモードメールがしばらく使えないということです。spモードメールというのは、docomoのキャリアメールですが、何が問題かというと以下の点です。
>> spモードメール等がiPhoneでご利用可能となるまでの間に受信したspモードメール等は最大約50Mバイトの範囲内でspモードセンターに蓄積されますが、閲覧や削除その他の操作を行うことはできません。この間、spモードセンターに蓄積されたspモードメール等の送信者には、送信が完了したように見えます。ただし、最大約50Mバイトの容量を超過した場合、以降、spモードメール等をspモードセンターに蓄積することはできず、送信元のメールアドレスにエラーメールが送信されます。
待望のiPhoneを手に入れて喜んでいたら、この事をすっかり忘れていて、大切な連絡を聞き逃していたということにもなりかねません。世の中には、こういうことに全く注意を払わない、もしくは気が付かない人も大勢いますから、送信する側の人にも注意が必要かもしれません。大事なことはメールで済ませるなという良い教訓になるかもしれませんけれどね。
今回のdocomo参入によって、3キャリア全部からiPhoneを買えるようになりました。それによってSoftBankが苦しくなるだろうとか、800MHz帯での通信が充実しているauが一番有利になりそうだとか、色々と噂や推測が飛び交っています。まだ誰も使用していない状態ですから、実際に蓋を開けてみないとわからない気もします。貧乏おじさんとしては、どこでどのようなプランで利用するのが一番お得かなどを、これから研究していこうと思います。
iPhoneの新機種発表で今までと違うのは、通常のバージョンアップ版であるiPhone5sと一緒に廉価版のiPhone5cも同時に発売されたことです。ボディーがポリカーボネート製ということで、色のバリエーションも増えました。しかし、若者や女性ならともかく、中高年でこの色相が似合うのは、志茂田景樹さんと林家ペーさんくらいじゃないかと思ったりもします。例えば営業先でこのスマホを取り出すのは若干抵抗がありそうです。貧乏を売りにしたいならともかく、いい大人がなんでわざわざ廉価版をという声も聞こえてきそうです。もちろん、ご自身のポリシーもおありでしょうから、利用する方に文句を言うつもりはありません。もっとも、安sim運用をしているお前に語る資格はないと言われそうですね。
それでは、次回はiPhone5s主体で確認してみようと思います。
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