昨日記事にした、AppleのiCloudからアメリカの有名女優や歌手の写真が流出した事件で、Appleから表明がありましたね。
Apple Media Advisory
Update to Celebrity Photo Investigation
これによると、iCloudのセキュリティが突破されたわけではなく、一般的な方法で個人のアカウントが標的にされ、パスワードが犯人に推測されたという見解のようです。被害者の女優がtwitterやFacebookで、アカウントやパスワードのヒントになるような発言をしていたという記事もありましたから、その手の話は迂闊に外部に漏らさない方がいいでしょうね。
Apple、有名人の写真流出について調査結果を公表、システムの欠陥は否定
Impress Watch
さて、今月に入って各社から続々と新サービスが発表されています。それに先駆けて、KDDIがMVNOの新会社を設立しました。今までau系のMVNOはmineoだけだったので、これによりau系MVNOでも利用会社を選択出来るようになります。
新会社「KDDIバリューイネイブラー株式会社」の設立について
KDDI株式会社(2014年8月29日)
ところで、これについて内容の違う記事を見つけました。
KDDIがMVNO子会社を設立 パートナー企業の“格安スマホ”にau回線を提供
ITmedia(2014年08月29日 18時48分 更新)KVEは卸売りされた回線をさらに他社ブランドに再販するMVNEとして、パートナー企業と連携した低価格志向のサービスを提供し、スマートフォンやタブレットなどスマートデバイス利用者の裾野を拡大したいとしている。
上の記事では、KVEはMVNEであると言っていますが、一方で
KDDI、MVNO事業を推進する新会社「KDDIバリューイネイブラー」
ケータイ Watch(2014/8/29 17:55)KVEは、いわゆるMVNEではなく、契約やIDの管理、ユーザーサポートなどを含めて提供するMVNOにあたる。通信サービスを、自社ブランドで販売したいパートナー企業向けに提供することで、パートナー企業は、課金管理やサポートといったハードルの高い初期投資をすることなく、自社ブランドの商品ラインナップに通信サービスを加えることが可能になる。この取り組みにおいては、パートナー企業はMVNOではないことになる。
となっています。
元ネタが同じなので解釈の違いだと思いますが、KDDIのリリース記事に表示された図だと、KVEはパートナーにとっては通常ならMVNEの位置付けになると思います。ただ、あえてMVNEでないとするならば、形態としては委託販売に近いのでしょうか。パートナー側から見るとテナント的な意味合いなんでしょうかね。ただ、自社ブランドと言っているので、いわばイオンsimみたいなものでしょうか。単に名前が違うだけで、サービスの質は全く同じものなのでしょう。
いずれにしても、auの格安simに関しても今後の競争が期待できるので、それがまたサービス向上に繋がると良いですね。
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