だんだんと他社からも新サービスが提供されだしましたが、かねてからアナウンスのあったIIJmioの500MBバンドルクーポンが追加されました。実はこれより前に、昼休み時間になるとスピードが200kbps以下に落ちるという状態が暫く続いたので、今回のバンドルクーポンサービスで、よりスピードが低下するのではないかという懸念がありました。
クーポンオンの状態でスピードテストをすると、それだけでかなりの容量を使ってしまうという噂はありましたので、実際のスピードは2ちゃんねるなどの掲示板に任せて、とりあえず大事なクーポンは温存しておこうかなと考えたりもしました。その辺がさすがに貧乏性です。
しかし、せっかくのクーポンは使わなければ2ヶ月後には消滅してしまいます。さすがにスピードテストのためだけにクーポンを使うのはもったいないと思いながらも、掲示板の情報だけでは果たして真実なのかどうか(特に悪いデータだけを執拗に張り付けている輩もいますので)、一度は自分でも検証してみる必要があるということで、特に混んでいそうな時間帯を選んで計測してみました。
一般的に通信が混み始めるのが、多くの人が休み時間になるお昼過ぎ。昼休みは12時半からという企業もあるでしょうし、食事が終わってからスマホを弄りだす人も多いでしょうから、12時台の後半に計測してみました(本当は、その時間にたまたまスマホを弄れただけの話です)。
さて、結果は下に貼り付けた画像通りです。
左がクーポンオフにした状態。右がクーポンオンにした状態です。
クーポンオンにしても1Mbps出てないのがちょっと残念ですが、混雑する時間帯でこのスピードなら、特に問題もないでしょう。
むしろ、以前と同様にクーポンオフでも200kbps以上出ているのであれば、クーポンを使う必要もあまりなさそうです。
一番混んでいそうな時間帯でこの結果ですから、他の時間帯はもっとスピードが出るのは想像に難くありません。もっとも、他の時間帯でどれくらい出るのかは、いちいち計測するのはもったいないですから、もし参考にしたいと言う方がいれば、この結果と2ちゃんねるやその他で報告されている内容などを吟味して、納得いくまで調査されるのが良いと思います。
左画像のように、一回のスピードテストで、4MBも使用してしまいました。スピードが上がるほど消費する容量が大きくなるという話ですので、調子に乗ってやっていると、あっという間にバンドルの500MBも使い果たしてしまいそうです。
ところでさきほど、わざと遅いデータばかりを貼り付けている人がいると書きましたが、そうすることの意図が釈然としません。わざと悪いデータを報告してネガティブキャンペーンを展開しているのは間違いないのですが、それが単なる嫌がらせなのか、あるいはネガキャンによって「選ぶ人が少なくなる」 → 「その分混雑が緩和できる」 → 「結果として日常のスピードに反映される」というIIJmioというよりは、自分の環境を考えてのことなのか、一体どちらなんでしょう。単なる愉快犯みたいな感じもしなくもありません。ただ、書き込まれた情報が全くのデマであるということではなくて、スピードテストも結果が良い時と悪い時のばらつきはあります。ただ、それならば良いときと悪い時の両方を載せないとフェアーではありませんね。
さて、どういう情報が提供されようと、それを信用して、あるいは利用するのは、もっぱら自己責任です。スピードテストも通信会社だけの問題ではなくて、サーバーの混み具合や、端末の性能によるところも大きいでしょう。それと、低価格simを提供しているMVNOは、一部を除いてみんなdocomo回線を利用しているわけですから、元の状態が悪ければ全部に波及してしまいます。
掲示板を見ていて思ったのは、今日になってDTIの速度も上がっているようです。上がっていると言っても、最大100kbpsであることには変わりがないので、平均90kbps程度ですが。それでも私が使用していた時に比べるとかなり早いですから、この速度が維持出来るのであれば、ワンコインsimという選択肢もありかなとは思います。
上のページにDTIが提供しているトラフィックモニタ画面が表示されていますので、興味のある方は確認してみてはどうでしょうか。
DTIのスピードが上がった理由が、OCNやIIJに人が流れて全体的に空いてきたというのではなくて、DTIの回線の増強工事やdocomo回線自体の品質改善だとしたら良いですね。
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