SIM(シム)ロック解除の義務化について

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SIMロック解除の義務化開始

あっという間にGWも終わってしまいました。いやいや、7,8日も休みだから10日までまだまだあるよという方もいるかもしれませんが、今年のGWは天候に恵まれました。その分、頭の中もずっと連休モードです。

さて、5月になったということは、総務省が通達を出したシムロック解除の義務化が始まったわけですね。5月1日以降に発売される機種ということですから、これから発売される機種に関しては、キャリアは基本的にシムロック解除に応じなければならないことになります。これまでもドコモは有料(3,000円)でシムロック解除に応じていたので、今回の総務省のガイドラインに関しても、それほど問題ないかと思っていましたが、中身は結構厳しいというかおかしなものになってしまいましたね。

2015年5月以降に発売された機種の手続き

ドコモの解除条件

シムロック解除の受付条件が、

  1. ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
  2. 利用料金のお支払実績が確認できること
  3. 契約者本人の購入履歴がある機種であること
  4. 対象機種の購入日から6か月以上経過していること
  5. すでにドコモを解約済の方は、解約日から3か月以内であること

となっているんですが、購入日から6か月以上経過してない端末に関しては、今まで3,000円支払えばロック解除出来ていたものが、逆に出来なくなってしまっています。こうなると早期にシムロックを解除したい人には契約内容の改悪ですね。これが転売で利ざやを稼いでいるいわゆる「携帯乞食」対策であることは想像に難くありませんが、そもそもそういう仕組みを蔓延らせたのはドコモ自身だろうとは思うわけです。もっとも、そうした流れの中で我々貧乏ユーザーも安いスマホを手に入られる恩恵を受けているので、あまり偉そうなことは言えません。

海外旅行者にとってはいい迷惑

ただ、一般的なドコモユーザーにとってはいい迷惑でしょうね。一部の人間の不正な利益を阻止するために全体に責任を押し付けるのは、いい迷惑というよりは怒っていいレベルじゃないかと思います。これだと、たとえ契約者本人が海外で使いたくても、買ってから半年間はSIMカードを交換して使うことが出来ません。購入後半年以内に海外旅行に出かける人がそれほどいないんでしょうかね。我々貧乏人からすると、海外旅行なんてそうしょっちゅう行けるものではありませんが、キャリアの月額料金を普通に払える人は、1年に2回くらい海外に行く人は珍しくないんじゃないでしょうか。旅行じゃなくて出張という人もいるでしょう。そういう人にとって携帯やスマホというのは海外に行っても、と言うよりも海外でこそ威力を発揮すると思うんですが、その時にsimカードだけ入れ替えて使えれば、これほど便利なことはないと思うんですよね。ドコモに言われせれば、料金が高くても国際ローミングが出来れば問題ないだろうという論法なんでしょうか。大いに問題あるように思います。

ショップで解除してもらうと高い

ショップや電話で解除してもらうと一部を除いて3,000円の解除手数料がかかります。社員や店員の手間と時間がかかる分だけ料金がかかるのはしょうがないのでしょうが、この料金の差は銀行の窓口で振込手続きをするのとATMやネットバンキングでするのと比べても高いような気がするのは私だけでしょうか。もっとも、ドコモユーザーではない私にとっては余計なお世話ではありますが。ゴルフのキャディ付きとセルフプレイくらいの差がありますね。そう考えるとそれほど高くはないんでしょうかね。いや、やはり拘束されている時間や仕事量を考えたらそんなことないですね。あとはドコモの解約後に解除を申し込むと一律で3,000円かかりますから、解約する前にロック解除を忘れずにということですね。

auの解除条件

SIMロック解除のお手続き

auの場合もドコモと同様に、ネットは解除手数料無料、店頭だと3,000円となっていますが、auの場合にはそれ以前に、SIMロック解除して自分が使いたい携帯会社のSIMを使えるかどうかを確認した方が良さそうです。解除そのものは2015年4月23日発売の「Galaxy S6 edge SCV31 」からSIMロック解除の対象となっているようですが、実装周波数帯の違いでSIMロックを解除しても他のキャリアやMVNOでは満足に使えない機種というのもありそうです。

また、こちらもドコモ同様、機種購入日から180日以上経過していることがSIMロック解除の条件となっています。

auの場合は、先ほどのページにSIMロック解除の設定方法が載っているんですが、これだけ見ると大した手間では無さそうです。それほど難しくもなさそうですから、パソコンを使える方は自分で解除した方が良いでしょう。こうしてみると解除手数料3,000円と言うのは必要経費と言うよりは、やりたくないことをさせる分のペナルティ料金みたいな感じですね。

SoftBankの動向はまだか

シムロック解除の義務化が 5月1日以降発売の機種となっていることから、ソフトバンクについてはまだ具体的な内容が発表されていないようなんですが、これから発売される最初の新製品発表の時にするのでしょうか。なんとなく足並みを揃えてくるような気もしますが、逆にそれで不都合を感じるユーザーもそれほどいないのかも知れません。料金が同じだと談合のような印象も受けてしまいますが、どこかが料金を下げても他が追随してしまえば同じことですから、敢えて料金を安く設定する必要もないのでしょう。キャリアにとってはシムロック解除は契約者を減らすことにも繋がりますからね。

おそらくSIMロック解除義務化の影響や成果は、しばらく経ってからじゃないとわからないだろうと思います。現状では日本のスマホ所有者の6割近くはiPhoneユーザーということになっているようですから、そうするとこのSIMロック解除が大きな時代のうねりとなってスマホ業界を動かすのは、次期iPhoneが発売されてしばらくしてからということになるんでしょう。その時にアップルがキャリアにどういう縛りをかけてくるか、あるいはiPhoneがいくらで発売されるのか、その辺もまた注目を浴びそうです。

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