なんと!DTI SIMが業界初のダブル放題!!ですと!?

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何がダブルかというと、ネットつかい放題とでんわかけ放題のふたつです。確かに今まではデータ通信上限なしとか、電話かけ放題オプションは他社から出ていました。それが今度はDTI SIMがダブルでし放題ということで、果たしてどうなるでしょう。

ともあれ、早速特徴を確認してみましょう。ネットつかい放題はプランのひとつですから、要は今までの10GBプランがそのまま上限なしになったと捉えれば良いでしょう。一方、でんわかけ放題はオプションになるので、音声プランのそれぞれのコースにオプション料金が加算されたものになります。5分間かけ放題は楽天モバイルでお馴染みのオプションですね。

ネットつかい放題

特徴

1.業界最安値 月額2,200円から
2.データ容量の上限なしで使い放題
3.快適なネットを楽しめるNTTドコモのエリア対応

このうち3は言わずもがなですが、1番の業界最安値「月額2,200円から」はデータプランの場合です。データSMSプランの場合は2,350円、音声プランの場合は2,900円になります。格安SIMにとって安さは正義と言えるでしょうから、この料金の安さは大歓迎です。但し、ちゃんと繋がることと、それなりのスピードが出ていることが条件です。

データプランデータSMSプラン音声プラン
2,200円/月2,350円/月2,900円/月

そこで心配になるのがデータ容量の上限なしということですが、果たしてどれくらいユーザーが増えるかにかかっているような気がします。今はまだサービスが始まったばかりですので、それほどスピードに問題はないでしょう。新規に加入した人よりも今まで10GBプランを選択していた人が殆どでしょうから、制限なしになったことによって、今後どれくらいユーザーが増えるか、それが一番の問題です。なんとなく、今まで10GBを選択していた人も実際にはそこまでの使用量ではなかったので、今回思い切って制限を撤廃したということだと、多少危うさは感じてしまいます。

同様の制限なしプランは、ぷらら、U-mobile、b-mobileが提供していますが、そのどれもがなかなかユーザーを満足させるサービスになっていません。人気が出ればそれだけ混雑してスピードが低下するという、いたって普通の経過を辿っているわけですが問題はその程度です。プランによらず混雑時間帯のMVNOはどうしてもスピードは遅くなります。また、許容出来る範囲がユーザーやプランによっても変わってくると思うので、ユーザーの声だけを拾って結論付けるのは早計です。そうとは言っても、あまりにも受忍しがたい品質だと当然不平不満はそこかしこから聞こえてくるので、一つのバロメーターにはなるでしょう。DTIの場合は、「U-mobile」のような3日間制限は無いものの、通信量が他の利用者の平均利用容量を著しく超えるときは、通信速度が一時的に遅くなることがあります。(制御後の速度は上り下りともに200kbps以下)という注意書きが明記されています。制御は毎日0:00に解除されますが、平均利用容量を著しく超えるのがどれくらいなのかがわかりません。

全体的にスピードが落ちるよりは、ヘビーユーザーひとりの利用を制限したほうが良いのは違いありませんが、このプランを選択する人は大抵ヘビーユーザーでしょうから、どれくらいの通信品質を保てるのかはまだ未知数です。そこで、現在DTIでは2016年6月30日までのキャンペーンを実施中です。3GBプランなら半年間無料、ネットつかい放題プランは月額980円が半年間割引になります。通信品質を確かめるためにはちょうどよいキャンペーンでしょう。ただし、音声プランの場合は12カ月の最低利用期間があり、その期間内に解約またはデータプラン、データSMSプランへプラン変更した場合には9,800円(税抜)の料金が発生するので注意が必要です。

でんわかけ放題サービス

一方、でんわかけ放題サービスに関しては、音声通話SIMのオプションサービスになります。

料金はひと月あたり780円。サービス内容は5分以内の対象通話が回数に制限なく通話料が無料になります。(通話時間が5分を超える場合、30秒ごとに20円の通話料がかかります。)

この対象通話とは、固定電話、携帯電話、IP電話、PHSへの発信を指し、それ以外の対象外通話については、別途通話料がかかります。
【対象外通話】    海外での発着信に係る通話料、WORLD CALL、デジタル通信料(テレビ電話等)、(104)の番号案内料・通話料、ショートメッセージサービス(SMS)、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)(189)の特番、留守番電話サービス(1417)、 転送電話サービス(1421)などの操作用特番、衛星電話/衛星船舶電話などへの通話

注意事項としては、楽天モバイルの場合は楽天でんわとの関係で5分経過後の通話料が30秒10円になるのが、DTIの場合には同様のサービスがないため、通常料金の30秒ごとに20円の通話料がかかるということと、5分経過、あるいは手前の通知が特にあるわけではないことです。ですから、どうしても5分超過後の電話代を払いたくない場合は、自分でアプリを入れるなりして対策する必要があります。

また、料金の請求に関しては、月額料金は利用月の翌月に請求、5分経過後の通話料およびサービス対象外の通話料は利用月翌々月に請求と、ちょっと変則的になってます。

1GB
1,200円/月
3GB
1,490円/月
5GB
1,920円/月
ネットつかい放題
2,900円/月
+ でんわかけ放題 780円/月
1,980円/月2,270円/月2,700円/月3,680円/月

※ 価格は全て税抜です。

日頃電話をかけることが多い人にとっては、非常に便利なオプションと言えるでしょう。

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