SH-06Eを買ってみたら

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とうとう我慢できずに、私自身が買ってしまいました。本当はNexus7を買って、スマホはテザリングで持っているSH-06Dを使おうと思っていたのですが、いろいろ考えた結果、今スマホを変えてしまったほうが得策ではないかという結論でした。貧乏なのでタブレットとスマホを続けて買うのは厳しいという思いと、このスペックを現在の値段で買うことが出来るのは今だけだろうという思いとの鬩ぎ合いでした。

SHARPからは、すでに新型のZETA SH-01Fが発売されている上に、このSH-06Eは私が(というよりは大多数の人が)思っていた以上に大量に白ロム市場に流れているようですから、新たにキャリアと契約を結ぼうという人にとっては、今からこの機種を買うのは、あまり賢明な選択とは思えません。ただ、MVNOの格安simを使っている、もしくはこれから使おうと思っている人にとっては、やはりオススメの機種と言えるでしょう。

実際に自分が使う前から、カタログ上のスペックだけを見て、このブログでもお薦めしてきたのですが、2ちゃんねるなどの掲示板で不具合も報告されていることから、若干の不安もありました。それを見て自分で検証してみようと思ったわけでもないのですが、この値段なら失敗してもあまり後悔しないだろうと思えたのも購入理由のひとつです。

さすがにもう底値は脱したと思いますが、それでもまだ2万円台の前半で手に入れられます。正直ここまで在庫があるとは思いませんでした。さらに、前回記事にしたBIGLOBEから発表された「ほぼスマホ」で提供される端末は、外形もスペックもまさにこのSH-06Eと同じものです。もちろんdocomo用のアプリはついてないでしょうが、docomo用に供給するつもりだったものを流用したのか、コストカットのために同型のものを供給することに決めたのかはわかりません。その辺はあくまで想像でしかありませんが、来年2月からのサービス開始予定の端末が、この機種であるということは、NECビッグローブがそれなりの評価をしているということでもありましょう。BIGLOBEについては、色々メディア報道がありますが、それは放っておきましょう。

すでにdocomoから新型も発売されているし、だいぶ以前に多くのサイトでレビューをされていることから、今さらこの機種についてのスペックの説明などは不要かと思います。ただ、買い替えてみて思ったことや、使い方が変わった点などもありますので、それを主体に述べさせてもらおうと思います。私の場合はSH-06Dからの買い替えになりますので、主にそれとの対比という観点から話を進めて行きたいと思います。

さて、名前の数字と記号だけ見ていると、DからEに変わっただけなので、あまり大した違いも無さそうに思えますが、まるっきり別物です。ちなみに、docomo端末の名称で最後のアルファベットは、発売年度を現します。冬モデルが発売されるとA→Bのように進んでいきます。
NTTドコモの携帯電話端末一覧

機能の面で一番大きな違いは、3G からLTE《Xi(クロッシイ)》になったこと。MVNOsimで使用しても、スピードの違いがわかります。速さのためには通信速度だけではなくて端末の処理能力も必要ですが、CPUもメモリーも格段に性能アップ、増量していますから、いわゆるヌルサク状態です。

そしてバッテリーの持ち。最新型は充電無しで3日持つと謳っている機種がたくさん出てきましたが、この端末だと、普通に使っている分には2日は持ちます。なので充電無しで3日持つと宣伝しているdocomoの最新機種も、その謳い文句は決して誇大広告ではないだろうと実感出来ます。

ところで、バッテリーの持ちが違うとどう変わってくるのか。普通に使っていれば2日持つということは、1日なら余裕ということです。そうなれば、毎日の外出に予備のバッテリーを持っていく煩わしさから解放されます。私の場合は、バッテリーの消費を抑えるために、これまでスリープ状態の時には絶えず機内モード(通信オフ)にしていたわけです。そうすることによって、自分がネットで調べ物がしたいときや、地図を確認したいときだけスイッチを入れれば、無駄なバッテリー消費を抑えることが出来たわけです。

ただ、その使い方だと、あくまでこちらがネットにアクセスしたときだけしか通信が出来ません。メールの受信もタイムリーに出来なければ、LINEを入れても受信をするのはスリープから復帰したときだけです。以前、自分の時間を煩わされたくないので、その使い方で十分だと書きましたが、使えるのに使わないのと、使いたくても使えないのでは雲泥の差があります。私の場合は、主張は以前と変わっていませんが、後者側の強がりだったところもあります。リアルタイムでスマホを弄らなければいけない理由も無いというのはありますが。

ただ、通信機器ということを考えると、一方通行よりも相互通行の方が良いに決まっています。ですので、今は常時接続にしています。着信を知るために携帯に転送していたGメールも、今は同期によってほぼリアルタイムに受信することが出来るようになりました。たったそれだけのことでも、世界が一変します。予備のバッテリーを持っていれば、元々不可能なことではありませんでしたが、ガラケーとの2台持ちの上に予備のバッテリーでは荷物が多すぎます。

あとはカメラの性能が上がっていたり、置くだけ充電が使えたりと、その進化には枚挙にいとまがないほどですが、一度には書ききれませんので、気づいたところも含めて追々書いていこうかと思います。

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