acerのスマホ

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ということで、ブックオフのオリジナルプランで日本初上陸を果たしたスマホ、acerの「Liquid Z200」についてです。デザインは黒に赤のラインが入っていてかっこいいですね。赤と黒と言えば岩崎良美さんを思い出しますが、なぜかテレビに出てくると、唄うのは「タッチ」ばかりですね。売れてるから仕方ないんでしょうが、私は新人としてデビューした時の歌のほうが新鮮でいいなと思ったりします。そういう意味では、中森明菜さんが売れ出したのは「少女A」からなんでしょうが、デビュー曲の「スローモーション」の方がやっぱり好きだったりします。

それはいいとして、裏面はデザイン的には面白いですが、見るからにプラスチッキーであまり高級感はありませんね。もともと1万円のスマホですから、高級感を求めるのもおかしいですが、表面は結構いい線行ってると思います。これくらいの価格だとケースを付けずに裸のまま持ち歩く人も多いからか、滑りにくそうではあるんですけどね。

acerに関しては、ASUSと同様に馴染みのない人には「なんじゃそりゃ」かもしれませんね。私はacer製のPCを使っているので、わりと愛着があったりします。ということで、さっそくスペックを見てみましょう。

端末名Acer Liquid Z200
カラーブラック
OSAndroid4.4 Kitkat
ディスプレイ4インチ(800×480)
カメラ2メガピクセル背面カメラ
CPUDual Core 1.0GHz
ストレージ4GB
メモリ512MB
バッテリー1300mAh
本体サイズ126.5×65×10.3mm
重量130g
ネットワークWiFi802.11b/g/n / Bluetooth4.0 with EDR
ポート&コネクタMicro SD slot/Micro USB/3.5mm audio jack
対応SIM標準SIM/MicroSIM

うーん、予算を削ってスマホを作ると、こういうスマホが出来上がるみたいな、見事なまでに1万円らしいスマホですね。特筆すべきところはデュアルsimスロットを備えているところくらいでしょうか。ですがLTE対応ではないんですね。そうするとその機能が役に立つのは海外へ持って行く時くらいでしょうか。

スペックだけを見ると、以前私が買った3,000円タブレットと似たような感じがします。もちろん違いはあるでしょうが、なんとも特徴に欠ける気はします。ブックオフではブラック一色ですが、特にブックオフオリジナル用に開発されたわけではなくて、海外では非常にカラフルな5色展開をしているスマホですから、たとえて言えばiPhone5cのさらに廉価版みたいなところなんでしょう。

もしかすると、ブックオフがオリジナルプランを立ち上げようとした時にめぼしいスマホを探していたら、たまたま日本で発売されてないこれを見つけたみたいな感じでセット販売されることになったんでしょうか。あるいはブラック一色にすることによってコストを抑えて、1万円という価格に合わせたのか、私の勝手な想像ではありますが、いずれにしろせっかく5色展開しているものを地味な黒一色にするというのは、何らかの理由があるのでしょう。

それはいいとして、これからは私の持論になりますが、最近シムフリースマホ端末の価格が安いものがだいぶ増えて来ています。1万円前後のスマホというのも特に珍しくなくなりました。購入する立場としては、安い方が買いやすいには違いないんですが、格安simや格安スマホのユーザーが望むのは、価格の安い端末なんでしょうか?

たしかに、月々の支払いが多いキャリアに嫌気がさしてMVNOに乗り換える人も多いのでしょうが、それはあくまでも基本料が高いからであって、端末の値段が高いからではないだろうと思います。むしろ端末代が入っている方が、なんとか割で安くなるような、そんないびつな料金体系のキャリアプランに対して反旗を翻している人が多いのではないかと思うわけです。そうすると、月々の支払いを抑えたいのはみんなが思うこととして、果たしてスマホ自体をそれほど安いものにする必要があるのかということです。

5万を超えるとちょっと高いなと感じますが、2~3万円くらいなら妥当と思う人は結構いるんじゃないかと思います。是非その辺をボリュームゾーンにしてもらえたらと思います。

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