先月のことですが親戚の家から出火があり、住宅が全焼してしまうという火事が起きました。火元はその親戚が部屋を貸していた一室なんですが、出火元の人が亡くなってしまったため、はっきりとした原因はわからず仕舞いです。建物も老朽化していたため、最初は消防の方で漏電も疑ったようなのですが、一番燃えていたのが台所付近ということなので、調理中に何かに燃え移ったとか、あるいは突然脳梗塞のような症状に見舞われたのかとか色々と憶測は出来ますが想像の域を出ません。いずれにしろ火事は一瞬で生活の全てを奪ってしまうので注意しないといけません。
先日、製品評価技術基盤機構(NITE)が、携帯電話やパソコン、タブレット端末用の充電器やACアダプターなどの機器の発熱・発火事故が、2009〜13年度で909件発生し、うち217件がリコール(回収・無償修理)後に使用して起きていたと発表しました。その内の多くがリコール情報を知らずに使い続けていたのではないかとみられているようです。
独立行政法人製品評価技術基盤機構
リコール製品の多くは、お詫びやお悔やみ広告と一緒に新聞社会面の下部に掲載されることが多いと思いますが、今は新聞をとっていない家庭も多いですから、それだけで周知するのは不可能でしょうね。本来重大事故に繋がるリコール商品なら、もっと他の方法を用いてでも購入者を探して回収した方が良いと思いますが、企業がそこまでお金をかけるのも難しいのでしょう。
充電器などは形も似たものが多いし、特に意識せずに使っている人も多いかと思います。私もスマホやらタブレットやらと買ってきて、何が面倒かと言えば、その充電です。パソコンもスマホもタブレットも、それぞれ専用の充電器を使っていますが、例えばUSB充電が出来るものは充電口がマイクロUSBのものが多いですが、そうでない場合は、昔の携帯と今のスマホでは充電口の形状も違うし、パソコンなども種類によってはアダプタが変わるので無駄にケーブルが増えてしまいます。
モバイル機器を増やすと、外出時の選択の幅は広がりますが、その分充電の手間も増えるので、そのうち面倒になってきます。例えば私の場合ですと、携帯電話、スマホ、タブレット、モバイルPCとあるわけですが、気を抜いてると出かけるときに必要な物が充電不足であるのに気づくなどということがしょっちゅうあります。
それに加えて今では使っていない以前のスマホも、アプリの更新があるために、たまには電源を入れないといけません。初期化してしまえばいいんでしょうが、どうしても貧乏人なので、今のスマホがなんらかの理由でダウンした時に、すぐに代用できるようにしておきたいなどと考えてしまうんですよね。それに備えるためにも普段からマメに更新をしておかないと、いざという時に役に立ちません。
たまに電源を入れると、アプリの更新が山のようにありますから、充電しながら更新させないとなりません。こうなってくるとモバイル端末を駆使していると言うよりは、殆ど振り回されている状態ですね。アカウントを統一すれば、情報も一元化は出来ますが、それはそれで何かひとつをなくしたら、全ての情報が駄々漏れしそうで怖い部分もあり、なんとも痛し痒しです。
話が脱線してしまいました。先ほどの充電器のリコールに関してですが、それに限らず独立行政法人製品評価技術基盤機構(通称ナイト)には、リコール製品の情報を検索するページがありますので、自分が所有しているものはないか、あるいは家庭で使用しているものはないかを一度調べておくと良いかと思います。
たとえば今日現在の充電器関係のリコール情報は、以下のようになってます。
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