これでセルスタンバイ問題が解消するか!?IIJmioがSMS機能付きSIMカードの提供を開始!

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fd9c184cかねてから要望の多かったSMS(ショートメールサービス)が、IIJmioのsimに実装されることになりました。希望者はsimカードを交換して(有料)、サービスを利用できるようです。

料金改定及びSMS機能提供開始のお知らせ(IIJmio高速モバイル/Dサービス)

ライトスタートプランとファミリーシェアプランの値下げは、OCNへの対抗策ですね。もちろんSMS対応もその一環ではあろうかと思います。その分迷いも出てきてしまいますが、ユーザーにとってはまた選択肢が広がり、非常にありがたいことだと思います。

SMSについては、かねてから一部の人から要望がありましたが、主な目的はSNSに登録したり、セルスタンバイ問題を解消することですね。SMSだのSNSだのと、ちょっとわかりづらいですね。SNSはソーシャル・ネットワーク・サービスの略です。なお、セルスタンバイ問題というのは、以前からMVNOの弱点と言われていたもので、アンテナピクト問題もだいたい同義ですが、こちらは画面のアンテナが立たないという視覚的な要素の方が強いでしょうか。一番の問題は、余計な通信が発生して、その分バッテリーを余分に消費するということです。詳しくはIIJの中の人が解説してるページがあるので、そちらを参照してください。

アンテナピクト問題・セルスタンバイ問題とは何か

私の場合は、殆どの時間を機内モードにしているのと、端末がセルスタンバイ問題が発生しないと言われてる機種なので、SMSに関してはあまりメリットがありません。しかし、当然ですが、ずっと機内モードでは、タイムリーな受信が出来ません。ですので、常時受信可能状態にしたい人で、セルスタンバイでバッテリー消費の多い方は、かなりメリットがあると言えるでしょう。今まで1,000円以下の格安simで、このSMSが利用できたのはDTIだけでしたので、これで選択の幅がだいぶ広がりました。

今はまだIIJ本家だけの発表のようですが、IIJがMVNEになっているところが何社かありますから、近いうちに発表があるでしょう。イオンとBIC SIMが予定に入っていることは、一番上のリンクページにもアナウンスされています。既存のIIJmio会員にとっては、交換でも手数料がかかるのであれば、多少手数料が高くはなりますが、これにWi2サービスの付いているBIC SIMに変更した方が良いと考えている人も多そうです。

また、今Exciteでは、IIJmioのミニマムスタートプランとほぼ同じサービスの通常プランが、9月30日まで3,675円の初期手数料が2,100円になっていますが、SMSが必要な方は、もう少し待った方が良さそうです。

BB.exciteモバイルLTE

SMS自体の利便性はどうなのでしょうか。私個人の場合ですと、携帯のバッテリーが無くなったとか、ソフトバンクの電波が通じない時などには威力を発揮しそうです。それ以外のことは今の段階ではあまり思い浮かばないので、特に必要がないと言えば言えそうです。

ちなみに、以前にも書いたかと思いますが、私はスマホの主メールはGメールにしています。その気になれば同期受信も可能なのでしょうが、同期をオンにすると、かなりバッテリーを使ってしまいます。そこで、Gメールには転送機能が付いていますので、着信があった時には携帯に転送するようにしています。ただ、それはあくまでも着信通知用で、実際にメールを確認するときに長文の場合にはスマホでします。ショートメールの場合には、携帯だけで事足りますので、特に受信料もかかりませんし、長文の場合やファイルが添付されている場合などは、スマホから見ればこれも特に料金は発生しません。その際面倒なのは、スマホで見る場合にも携帯を確認する必要がある(そうしないと着信ランプが点いたままになってしまうので)ということなんですが、スマホのGメール宛に送ってくる人は限られているので、それほど頻度は高くありません。

ところで、私がこんなしょうがない記事を上げている間に、OCNから対抗策とも言える料金値下げと新プランが発表されていますね。

利用スタイルにあわせて通信容量や速度を自由に選択できる
「OCN モバイル ONE」の料金値下げ・機能拡充について
~2GB/月コースの値下げ、複数SIMで容量をシェアできるコースを開始~

いやはやなんとも、少し目を離しただけで浦島太郎になりそうですね(笑)

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