Asus Zen Watch 2レビュー!(2)起死回生編

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前回のショックから寝込むこと3日。失意のどん底に沈んで全てにやる気を失った私は廃人同様の生活を続けていました。

頭の中に虚しく響くのは自分を責める言葉ばかり。

「なんでちゃんと確認してから申し込まなかったんだよ」。「予備知識を入れておくくらい当然だろ」。「お前それでもZenFanかよ」。

その一方で、「まあ世の中にはスマホを持ってない人も少なからずいるだろうし、私と同じ「SH-06E」を使っている人もまだまだ大勢いるだろう。その人たちのために出来るだけのレビューを書こう。せめて時計のデザインくらい載せられるだろう」とも思いました。

そこでようやく重い腰を上げて、Zen Watch 2を箱から取り出したのでした。

IMG_0091_R今回お借りしたZen Watch 2には金属製のストラップ(時計バンド)が付いています。これにより全体の重さが結構おもくなっていますが、その分高級感も備えています。ただ、私の細い腕には少々大きめです。

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大きさがわかりづらいと思うので、手持ちのGショックと比べてみます。

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Gショックは一応ダイバーズウォッチなので、一般の腕時計よりも若干大きめですが、それよりもZen Watch 2の方が少し大きめです。

また、付属品としてACアダプターが付いていますが、接点がマグネットになっているため、近くまで持って行くとピタリとくっつきます。充電する際には適正な向きがあるのですが、逆向きだと磁石のN極とS極が違うためか、くっつきません。

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なお、コードの反対側はUSB端子でACアダプターに繋ぐ、ASUSユーザーならお馴染みでもある、従来のスマホやタブレットでよく使われている形状です。

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とりあえず電源を入れてみます。(画面の映り込みはご容赦ください)

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なんと、ここで手が止まってしまいました。

実はウォッチというからには、単体で時計機能くらいは使えるだろうと思っていたのですが、時計画面になる前にスマートフォンとのペア設定が必要です。

つまり、

Zen Watch 2はスマホが無いと何も出来ない!

ということが、ここまできてようやくわかりました。

せめて時計画面くらいはお見せ出来るだろうと甘く考えていた私が馬鹿だった。スマホが無くても出来ることは電源を入れたり切ったりすることだけです。

果たして私の「SH-06E」は本当に対応していないのか、スタートアップに書かれていたAndroid Wearのサイトで確認してみます。

2016-04-27 13.07.29

この画面の指示に従ってチェックサイトへ行こうとするも、延々この画面がループしてしまいます。

つまり、Androidのバージョンは4.3以上が絶対に必要!

ということです。

これは大いなる誤算でした。そして、あることが頭に思い浮かびました。

新しいスマホ買おうかな。。。。

真剣に悩みました。このまま満足なレビューを書けずにこの時計を返送したら、ZenFanとして二度と声をかけてもらえないだろう。それならいっそのこと新しいスマホを買って、きちんとしたレビューを書くことこそ、私に与えられた使命だろうと。

しかし、その一方で、サンプルで貸し出された製品のレビューを書くためだけに、今特に必要としていない新しいスマートフォンを買うのは、どうも本末転倒ではなかろうかとも思えました。

いやいや、しかし。。。。

そんなことをひたすら逡巡し、いつしか新しいスマホの出費を計算しているうちに涙を滲ませ、真っ赤に充血してしまった私の目に、突然一条の光が差し込んできたのです。そう、私の目に飛び込んできたものは、

第二の愛機、「ASUS MeMO Pad 7 ME572CL」。

あれ?このタブレット、たしかLolipopにバージョンアップしたよね?

もしも、Androidのバージョンだけが問題ならこれで行けるのではないか!

勇躍して先ほどの確認サイトを開いてみます。

 

 

すると。。。

 

 

 

やっぱりループ。。。。。

_| ̄|○

 

 

終わった。。。。(2回目)

 

スマートフォンじゃなくてタブレットだからダメなのか。タブレットじゃ電話出来ないもんな。でも、時計に電話機能必要かな?真剣に悩みました。正直、どうにでもなれと思い、さらに3日ほど寝込みました。

そうこうするうちに、仕方ないから謝って返そうと決意しました。ASUSの方たちも鬼じゃないからわかってくれるだろう。きっと優しく許してくれるさと泣きながら梱包しようした時に、タブレットに別のアプリの更新通知が入りました。

あれ、待てよ。あれってGoogle Playからダウンロード出来ないのかな?

まあ、あまり期待は出来ませんでしたが確認する価値はありそうです。

そこで、あらためて「Android Wear」をGoogle Playサイトで見てみると、お使いの一部の端末に対応していますと出てるじゃないですか。

WS000010

これは!!!

もう、考えるいとまも無く、インストールボタンを押しました。

すると

 

 

無事にインストールすることが出来ました!!!

 

これでようやくまともなレビューを書くことが出来る。ホッと胸をなでおろすと同時に、すでに返却期限が近づいていることに焦りを隠せない私がいました。

(全然レビューになっていないんじゃないかという不安を抱えながら次回へ続く)

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