ASUSが新たに、ZenFone 3シリーズの中でも最大のディスプレイサイズである6.8型液晶を搭載した「ZenFone 3 Ultra(ZU680KL)」（全３色）を、12月9日(金)より販売開始することを発表しました。この製品は、オールメタルのユニボディに大容量４GBメモリとQualcomm® Snapdragon™ 652(オクタコアCPU)を搭載し、高解像度2,300万画素の背面カメラ、Tru2Life+テクノロジーによる高度な画像処理技術、高音質音源「ハイレゾ」とDTS Headphone:X™をサポートしています。
発表製品
ZenFone 3 Ultra (ZU680KL)
カラーは「グレー」、「ローズゴールド」、「シルバー」の計３色。
発売予定日は、2016年12月9日(金)。
価格はオープン(希望小売価格：59,800円(税別))になっています。
主な特徴
超高画素、手振れ知らずで約0.03秒の超高速フォーカス搭載カメラ
背面に搭載する2,300万画素の高性能カメラには、レーザーオートフォーカス、像面位相差オートフォーカス、コンティニュアスオートフォーカスの3つのフォーカス技術を1つに統合した「TriTech(トライテック)オートフォーカス」、また光学式手振れ補正(OIS)と電子式手振れ補正(EIS)を搭載しています。さらには、大きく、迫力がある4K解像度での動画撮影も可能です。
8コアプロセッサー(オクタコアCPU)の圧倒的なパフォーマンス
マルチタスクや負荷の大きい作業も楽々こなす4コア＋4コアの計8つのコアを内蔵するQualcomm® Snapdragon™ 652プロセッサー、4GBのメモリ、32G Bのストレージ。ASUS Tru2Life+テクノロジーにより、動きの激しい動画を見るときでも、モーションブラーを低減して、よりクッキリ鮮明に映像を映し出します。さらにZenUI 3.0の新機能 Game Genieにより、ゲーム中の画面を録画し、SNSやYouTubeに簡単に投稿できます。
原音に限りなく近く、臨場感あふれるサウンド
強化されたSonicMaster 3.0に加え、高音質音源「ハイレゾ」をサポート。CDの約4倍の高音質を再現し、臨場感あふれる再生を行えるデュアルスピーカー。付属のイヤホン「ZenEar」を使用すれば、臨場感あふれる24ビット/192kHz音源を再生可能。
指紋センサで素早く簡単にロックを解除
ホームボタンには指紋センサを搭載。スマートフォンのロック解除を指紋認証で素早く簡単に行える。指紋は5つまで登録でき、使う指を選ばずどの指でも認証を行うことが可能です。
使うキャリアを選ばないマルチキャリア対応、2つのSIMを使えるデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
au VoLTEにも対応したマルチキャリア対応だからキャリアを選ばず使用可能です。また、4G+3GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応しているので、SIMカードをその都度切り替えることなく、2つの番号から同時に通話やSMSの待ち受けが可能。さらに、通信高速化技術「キャリアアグリゲーション」にも対応しています。
急速バッテリー充電、スマートフォン間充電
バッテリーの充電時間を短縮できるQualcomm® Quick Charge 3.0に対応。わずか45分で0％から約60％まで急速充電ができます。また「ZenFone 3 Ultra(ZU680KL)」からほかのモバイル製品を充電できる「リバースチャージ機能」も搭載し、モバイルバッテリーとしても使用できます。
仕様
| 製品名 | ZenFone. 3 Ultra (ZU680KL) | |
|---|---|---|
| 型番 | ZU680KL-SL32S4、ZU680KL-GY32S4、ZU680KL-RG32S4 | |
| 本体カラー | シルバー、グレー、ローズゴールド | |
| プラットフォーム | Android™ 6.0.1 | |
| プロセッサー | プロセッサー名 | Qualcomm® Snapdragon™ 652 (オクタコアCPU) |
| 動作周波数 | 1.8GHz | |
| メインメモリ | 搭載容量 | 4GB |
| 仕様 | LPDDR3 | |
| 表示機能 | ディスプレイ | 6.8型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS+液晶 (LEDバックライト)/フルラミネーションディスプレイ/Corning® Gorilla® Glass 4/アンチフィンガープリント |
| 解像度 | 1,920×1,080ドット (フルHD) | |
| グラフィックス機能 | Adreno™510 | |
| 記憶装置 | 内蔵ストレージ | 32GB |
| ASUS WebStorageサービス | 5GB (永久無料版) | |
| Googleドライブ | 100GB (2年間無料版) | |
| サウンド機能 | サウンド規格 | DTS HD Premium Sound™/DTS Headphone:X™/Hi-Res/SonicMaster 3.0 |
| スピーカー | デュアルスピーカー内蔵 | |
| マイク | ステレオマイク内蔵 | |
| Webカメラ | アウトカメラ | 2,300万画素Webカメラ内蔵/レーザーオートフォーカス/デュアルカラーLEDフラッシュ |
| インカメラ | 800万画素Webカメラ内蔵 | |
| センサ | GPS(GLONASS、Beidouサポート)、加速度センサ、電子コンパス、光センサ、磁気センサ、近接センサ、ジャイロスコープ、指紋センサ、RGBセンサ | |
| 通信機能 | 無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域：2.4GHz/5GHz) |
| BluetoothR機能 | Bluetooth® 4.2 | |
| 通信方式 | FDD-LTE | B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28 |
| TD-LTE | B38/B40/B41 | |
| キャリアアグリゲーション | 2CA対応 | |
| W-CDMA | B1/B2/B5/B6/B8/B19 | |
| GSM/EDGE | 850/900/1,800/1,900MHz | |
| テザリング機能 | 対応 | |
| 入力機能 | ポインティングデバイス | 10点マルチタッチ・スクリーン (静電容量方式) |
| インターフェース | USBポート | USB Type-C×1 (USB 2.0) |
| SIMカードスロット | nanoSIMスロット×2 | |
| カードリーダー | microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード | |
| オーディオ | マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 | |
| 電源 | USB ACアダプターまたはリチウムポリマーバッテリー | |
| バッテリー駆動時間 | Wi-Fi通信時 | 約11.7時間 |
| モバイル通信時 | 約11.7時間 | |
| 連続通話時間 | 約2,040分 (3G)/約2,280分 (au VoLTE) | |
| 連続待受時間 | 約408時間 (3G)/約379.2時間 (au VoLTE) | |
| バッテリー充電時間 | 約2.5時間 | |
| バッテリー容量 | 4,600mAh | |
| 消費電力 | 最大約18W (Quick Charge 3.0対応) | |
| サイズ | 高さ約186.4mm×幅約93.9.mm×奥行き約6.8mm | |
| 質量 | 約233g | |
| 保証期間 | 端末本体／本体内蔵バッテリー／USB AC アダプターセット：購入日より12ヶ月間の日本国内保証 | |
| 主な付属品 | USB ACアダプターセット、ZenEar (ハイレゾ対応)、SIMイジェクトPIN、ユーザーマニュアル、製品保証書 | |
6.8型ともなるとほぼタブレットに近い、いわゆる「ファブレット」ですね。携帯性を犠牲にしている分、視認性がいいのは間違いありません。バッテリー容量も十分なので、ZenFone Max同様リバースチャージ機能がついているのはテザリング時などにも威力を発揮しそうです。カメラなどは本体の大きさから多少扱いづらい部分があるかと思います。そのスペックを考えると多少もったいない気もしますが、特に自撮りなどにはあまり適さないかもしれません。発火事件によって販売中止に追い込まれたギャラクシーノート７の代わりが欲しいという方、パソコン代わりに高機能を求める方やスマホはとにかく大きな画面がいいという方向けかと思います。
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