さて、例によって「次はヨドバシカメラの格安スマホです」とやろうと思ったんですが、こちらの格安スマホは、いくつかの端末の中から選んで組み合わせるという、特にこれと決まった端末を格安スマホとして押し出すスタイルではありません。基本的に家電量販店では、数多くの端末を捌ければ良いのでしょうから、特定の機種を持ち上げて「これが格安スマホです」とやるよりは、「この辺が全部格安スマホです」とやったほうが、インパクトも大きいし、それこそ量販店の強みなんだろうと思います。もっとも、ブランド品やOEM品でなければ、取り扱う商品はほぼ横並びになってしまうので、どこに特色を出すかが各企業の腕の見せどころでしょう。このブログも、貧乏おじさんならでは切り口で考察しないと意味が無いのと同じですね。
ところで、最近このブログのタイトルの『スマホデビュー』という名前に、自分なりに違和感を感じるようになってきました。いつまでも新装開店の看板を出しているかのような鬱陶しさを覚え始めていたりします。いっそのこと、「スマホでピュッ!」に変えようかなどと考えたりもしています。このサイトに何度も来て頂いている方にとってはどうでしょうか。ご意見お待ちしております(笑)
それでは、今回は「ヨドバシカメラ」と「ヤマダ電機」、「ノジマ」の3社を一遍に取り上げてみましょう。
期せずして提供端末が同じになりましたが、先ほど書いた通りに、ヨドバシカメラは特にこれと決まっているわけではありません。ただ、サイトを見ると、これが新機種として追加されていますので、イチオシには違いないんでしょう。なお、以前どこかに書いたかと思いますが、ヨドバシカメラは9月からワイヤレスゲートの格安simも販売します。ヤマダ電機のプランに関しては、U-mobileのプランを参考にして書いてあります。
表を見て分かる通り、各社通信会社が違います。通信契約をMVNOと直接するのであれば、ここのMVNEの表記はMVNOになるわけですが、一応店のプランだと考えれば、ここはMVNEで良いのでしょう。どちらが正解なのか、ちょっとわかりません。また、税別と税込みの表記が混じっていましたので、私の方で計算して、全部税込み価格にしてみました。もしかすると、1円単位での誤差があるかもしれません。
結局大きな違いは通信会社とそこが提供するプランの料金です。端末の値段設定は若干ヨドバシカメラが高いのでしょうか。ただ、ヨドバシカメラは10%のポイント還元もありますので、それほどの違いも無さそうです。端末が同じである以上は、通信会社のプランの比較になってしまうと思いますが、この辺りは自分の好みになるのでしょう。と言っても、使ったことのない人に好みが分かるわけはありませんので、情報を集めて、自分なりに判断するしかないかなと思います。
目安としては、回線スピードがベストエフォートですから、公称スピードに出来るだけ近い方が良いわけです。各社が出している最大150Mbpsなどというスピードは、まず出ることはありません。そこまでのスピードが必要なものも殆どありませんしね。ただ、先月末に私のスピードテストの結果を載せましたが、高速通信状態でも、昼休みの時間帯などは1Mbpsを割り込むことは珍しくありません。多少割り込む程度なら許容範囲かなと思いますが、私の経験上、仮に100kbpsを切るようだと、相当ストレスが溜まるだろうと思います。それは低速回線時でも同じですね。
個人差もあるので一概には言えませんが、そう考えた時にベストエフォートがそれに近いところというのは、ストレスを感じる状態が起きやすいと言えなくはないでしょう。これも混雑具合によるのでその時の状況次第なんですが。細かく調べるには実際に自分で試してみるより他はありません。ただ、これもまたひとつの目安として、2ちゃんねるなどの掲示板で、不満の多いMVNOに関しては、スレの伸びが早いという傾向があります。ひたすら煽りの書き込みをする人もいるんですが、そうではなくて不満が蔓延してくると、私が前に使っていたところのように全体的にクレームの書き込みをする人が増えてくるのです。
無記名式の掲示板ですから、どれが本当のことを言ってるのかを見極めるのは難しいですが、他に手がかりがなければ、それもひとつの判断材料だろうとは思います。
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