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3,000円タブレットとの蜜月もほんのわずか、浮気症の貧乏おじさんは、禁断のASUS MeMO Pad 7 ME572CLに手を出してしまいました。実はKEIANタブレットのレビューをしている時から弄っていたわけですが、決して激安タブレットを見限っていたわけでも、放り投げていたわけでもありません。私の使い方としては、必要にして十分だった部分もあり、逆に持ち運びに不便なタブレットでは、完全にはスマホの代用にはならないこともわかっていました。ですから、3,000円タブレットが単に使い捨てのおもちゃだったわけではなく、もしもストレス無しに使えていたなら、ほぼ同じ大きさのタブレットを新たに買うことはなかったでしょう。
それが半ば衝動買いでMeMO PADを買ったのは、狙っていた前モデルのME176に不具合報告が多かったので購入にふみきれなかったこともあり、そうこうしているうちに新型が発売されたので、勢いで買ってしまわないと、また迷うだろうと思ったからです。ですから、次に買うタブレットはだいたい3万円くらいを想定はしていたのですが、Amazonで安くなっていたことも有り、あまり考えずに買ってしまったところもあります。本当は、型落ちのiPad miniにすれば良かったかなと言う気持ちも多少あります。
前にも書きましたが、ASUSは台湾のメーカーですから、故障が起きたときに国内の工場に修理部品の在庫が無い場合は、台湾での修理になってしまいます。ME176のレビューを見ると、初期不良であるにもかかわらず、販売店が交換に応じないため修理対応になり、買ってから使用期間が1週間、その後1ヶ月間修理に出たまま戻ってこないというようなものもありました。
私も今まで何度も通販を利用していますが、初期不良にあたったことがあります。その時はAmazonで購入だったので、すぐに交換に応じてくれたのですが、その交換品にも不具合がありました。初期不良品を立て続けに受け取ってしまったのですね。物はコンパクトデジカメだったのですが、一度ならず二度までもというのがあり、メーカーにもAmazonにも若干不信感を持ちました。Amazonの仕入れている分が特に歩留まりが低いなんてこともないでしょうが、立て続けだと被害妄想にも陥ります。
その時に考えたのは、何度も不良交換を依頼すると、自分がまるでクレーマーみたいに思われるのではないかということと、もう一度送り返しても、また不良品が送られてくるのではないかという疑心暗鬼。そうなると、時間と手間をかけて送り返すのも面倒になる。決して、こちらが悪いわけではないのに、なぜか負い目を感じてしまうのも不良品です。
結局、二度目に不良品が届いた時に、今度はメーカーに電話をしたら、そのメーカーが修理対応を望んだので、自分で修理工場まで持って行きました。送ることも出来ましたが、電車で30分もかからない距離でしたので、直接出向くことにしたのです。修理は小一時間で済みましたが、往復の電車賃までは請求出来ませんから、その分商品価格に上乗せされた感じですね。そのメーカーは、日本人なら誰でも知ってる超有名企業ですから、その点では安心でしたが、初期不良の修理対応というのは、やはりどこか納得出来ないものが残りました。
話が長くなりましたが、なぜAmazonで買ったかというと、以前にそういう経験をしているからです。交換が出来ない販売店で買ってしまうと、修理対応になったときに非常に待たされるのが海外メーカー製品の問題点です。Amazonなら交換に応じてくれますから、自分の心が折れない限りは、初期不良は何度でも交換してもらえるだろうということですね。不安のある人は、交換対応出来る販売店や量販店で買うのがいいのではないでしょうか。
もっとも、この記事を読んで是非買いたいと思う人もいないでしょうね。商品紹介は追々していきますが、3,000円タブレットよりはネタが多いでしょうから、これからも色々と書いていきたいと思います。しばらくは私の与太話にどうぞお付き合いのほどを。
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