Huawei Ascend Mate7の実力

楽天mobileに新規投入されたHuawei　Ascend Mate7について見て行きましょう。前回、格安スマホ用に提供されたAscend G6は、バランスの取れたミドルレンジのスマホだと思いましたが、今回のAscend Mate7は、ハイエンドクラス端末ですね。まだ発売前ですが、価格コムの値段を見てみると、このスペックで48,402円（税込）と5万円を切った価格で販売予定ですから、やはり中華スマホ恐るべしと言った感じです。それにしても、この中途半端な値段は、どこから出てきた数字なんでしょうね。ということで、例によってスペック詳細です。

かなり強烈なスペックですが、これは特に格安sim用というわけではなくて、グローバルモデルだから、無理に値段を抑える必要もないということなんでしょう。

見た目の印象は、一目見て両サイドのベゼルが狭いなと感じること。印象が何かに似てますね。何に似ているのだろうと暫く考えましたが、思い出せませんでした。デザインは好みによりますから、どう捉えるかは人それぞれでしょうが、この狭小ベゼルによって、だいぶ持ちやすくなっているのではないでしょうか。6インチ以上の大画面だと、どうしても持った時の手の負担が大きいですからね。しかも、厚さがわずか7.9ミリとかなり薄いですね。ケースを付けてもそこそこの大きさに収まりそうです。手の小さい女性でも、持ちやすいのではないでしょうか。

CPUは、なんとオクタコア（8コア）です。Octopus（オクトパス）と言えばタコのことですが、足が8本ですね。oct‐が8を表すので、オクタコアは8コアということですね。それじゃ、なんでOctoberは10月なんだという質問は、あえて聞こえなかったことにします。

Hisilicon Kirin 925という聞いたこともないCPUですが、中華系のようですね。海外の方で、ベンチマークテストをしているサイトがありましたが、スナドラ805と801の真ん中くらいですか。かなり高スペックですね。

バッテリーは一体型ですが、容量4100 mAhもありますね。これなら、余裕で2,3日持ちそうです。バッテリーが一体型だと、不具合が起きた時に、キャリアのサービスショップがよくやるバッテリー外しという技が使えませんが、これくらいの容量になると外せないのはしょうがないんですかね。

通信方式のB1,B2,・・・というのはバンドのことで、格安simの多くが使っているdocomo系だと、関係のあるのは2.1GHz帯のB1と新800MHz帯のB19くらいですかね。この辺はあまり難しく考えなくてもいいんでしょう。

Gorilla®ガラス３を採用していますし、裏面には指紋認証も装備してます。この指紋認証は、ケースを付けた時にも認証するんでしょうかね。あまり分厚いカバーをかけると危険な気もします。

楽天モバイルから発売されるということで、どうも性能がそこそこの格安スマホという認識で捉えがちですが、内容的には間違いなくハイスペックスマホですね。格安スマホ用としては、ちょっとお値段が張る感じではありますが、内容的にはむしろお安いのではないかと思います。

Ascend Mate7
amazonの価格と在庫（ホワイト）を確認
ノジマオンラインの価格と在庫（オブシディアン・ブラック）を確認
ノジマオンラインの価格と在庫（ムーンライト・シルバー）を確認
ビックカメラの価格と在庫（オブシディアン・ブラック）を確認
ビックカメラの価格と在庫（ムーンライト・シルバー）を確認