スマートフォン全盛の時代でもやっぱりガラケーがいいよね?

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お前つい先日ガラケーいらねーって言ってただろ、コラ!とか言われそうですが(^_^;)、少し前に下書きにしていたものを改めて書きなおしています。

MM総研の調査によると、2014年度の国内携帯電話端末の総出荷台数は前年比2.5%減の3,828万台で、過去最高の4,375万台を出荷した2012年から2年連続で減少しているそうです。また、総出荷台数に占めるスマートフォン出荷台数比率は72.4%(前年比2.1ポイント減)となったのに比べ、フィーチャーフォン出荷台数は1,058万台(5.7%増)、フィーチャーフォン出荷台数比率は27.6%(同2.1ポイント増)と逆に増えています。新しい携帯端末の3割弱が、まだガラケーということですね。

2014年国内携帯電話端末出荷概況

上記の統計を受けて、最近ガラケー人気復活だという記事を多く見るようになりました。実際にはガラケー回帰というよりは、根強い人気を保っていると言ったほうが良いように思います。私もいまだに手放せないでいます。

ガラケー・スマホ・タブレットとあった場合に、どれか1台と言われたら、迷わずスマホになるだろうというのは変わりません。ただ、もしタブレットやノートパソコンと一緒に持つのであれば、これはガラケーの方が良いと思います。この考えは昔も今も変わりません。ただ、タブレットを常に携行するのは大変なんですよね。

正直言うと、スマホって帯に短し襷に長しで中途半端だと思っていたりします。電話をするには大きすぎるし、地図やネットを見るには画面が小さすぎる。結局、メールやtwitter、LINEとかInstagramの写真を見るときには便利ですが、他にはおじさんにとってスマホが素晴らしいと思わせる要素ってあまりないんですよ。何よりも老眼なのが辛い。

もちろんカメラやオーディオ機能、文字入力に関してもスマホの方が圧倒的に良いとはわかっていながら、携帯性という点で言えばガラケー圧勝だろうと思っているわけです。その気になればLINEも出来ないことはないし(最近出てきたガラホはLINEも普通に出来るらしいです)、長文メールだってカチカチやりながら出来ないこともない。何よりも電話する時に手に持った時のフィット感は、スマホなど足元にも及びません。

そして、落としたくらいでは壊れない堅牢性。床に落として無残にもひび割れたiPhoneの画像を見ると、なぜこんなに脆い物に夢中になるのだろうかと時に哀れにさえ感じ、またスマホがウケる理由は果たしてこの儚さなのか?とさえ思ったりします。そう、私は隠れガラケー派です。でもやっぱり文字入力面倒だよね。指が攣りそうになるし。このウジウジさ加減が、黄色いハンカチを確認しに行くときの健さんみたいでいいでしょ。似ても似つきませんが。

若い人みたいにゲームを頻繁にやるのなら、ゲーム機とさほど大きさも違わないのでいいのだろうと思いますけどね。たまに電車の隣の席の人や前に立ってる人がゲームやってるのを覗いたり、じゃなくて視界に入ってきたりするんですが、なんであんなに早く指を動かせるんでしょうね。指の問題じゃなくて頭の問題でしょうか。

それは良いとして、今まで安全だと思われていた携帯電話の通話ですが、米英の情報機関が日本を含む世界中の殆ど全ての通話やデータ通信を傍受出来るというニュース記事が出ていましたね。例のスノーデン氏の持ち出した内部資料が証拠となっているようです。

米英情報機関、携帯数十億台監視か 暗号鍵入手
2015/2/21 日本経済新聞

上の記事は会員登録していない人は全文読めないでしょうから、英語の強い人はインターセプトの原文を読んだほうがいいかもしれません。

The Great SIM Heist: How Spies Stole the Keys to the Encryption Castle

情報自体はさもありなんという感じですが、まあ一般庶民の特に我々日本人のどうでもいい日常会話を傍受しても意味が無いでしょうが、それでも政治や経済、防衛などの重要な秘密も簡単に傍受されてしまうようでは、場合によっては国益が損なわれる危険性もあるわけです。と言っても、国家ぐるみの陰謀に私達庶民がどうこう出来るわけもなく、殆ど他人ごとのようにも思うわけです。

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