今度はみおふぉんの通話料が安くなるですと!?

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「みおふぉんダイアル」提供開始

このところ矢継ぎ早に新プランを発表しているIIJですが、今度はあらたに「みおふぉんダイアル」の提供が開始される運びとなりました。これは、「IIJmio高速モバイル/Dサービス」の音声通話機能付きSIMカード」で通話をする時に、通話料が半額になるというサービスです。今までMVNOでネックとなっていた高い通話料が軽減されるわけですね。

もちろんキャリアでもかけ放題プランのようなものに入っていなければ、20円/30秒が一般的です。私のガラケーSoftBankホワイトプランでも、相手がソフトバンク以外であれば、その20円/30秒がかかります。たった30秒で20円というのは、今どき払うのが馬鹿馬鹿しい料金だろうとは思います。

30秒20円なら1分で40円になるわけですが、これが面白いことに私の経験上1分以内で終わる通話というのは大概30秒ちょっとで終わるんですね。30秒以内で終われば20円ですが、これが少しでもオーバーすれば倍の40円です。話し終えてから携帯の通話時間を見て、32秒くらいだったときの敗北感と言ったらありません。あの時余計な一言を言わずにさっさと切っておけばと我が身を恨み、さらには相手を恨み、その日一日モヤモヤとした暗い気持ちで過ごすことになります(大げさだな)。

ただ、そうまでは言わなくても、20円/30秒というのはそれくらいのインパクトがある料金だと思います。それが半額になるとどうでしょう。感覚としては10円/30秒ではなくて、1分で20円という気持ちになります。1分では大してありがたみもありませんが、これが5分10分ともなれば大違い。なんとなく我々庶民が駄菓子屋でアメ玉を買うような感覚に近づいている気がしませんか?さすがは我らがIIJです。もっとも私はデータ通信プランなので恩恵はありません。

しかし、そう言ったサービスもユーザーに何の負担もかけずに、スマートに提供してしまうのがIIJの良いところ。すでに「IIJmio高速モバイル/Dサービス」の音声通話機能付きSIMカード」を利用している人は、何もせずに4月1日になるのを待っていれば、勝手に半額で通話出来るようになってしまうのです。ただし、そのためには「みおふぉんダイアルアプリ」をインストールするか、専用のプレフィックス番号(0037-691)を発信番号の先頭につけて発信する必要があります。ですが、そんなのは料金が半額になることを思えば大した手間ではありませんね。ただ、まだ「みおふぉんダイアルアプリ」についての詳細や公開時期は未定となっていますので、みおふぉん利用者の方はホームページ上で確認するようにしてください。

ファミリー通話割引開始

こちらは「みおふぉんダイアル」よりもほんの数時間だけ早く、4 月 1 日(水)の00:00 から利用開始出来ますが、他社が提供する(楽天電話など)中継電話サービスを利用していないことを条件に、同一の mioID 内で契約中のみおふぉん同士での通話料金を20%割引くサービスです。

同一の mioID であることが条件のサービスなので、みおふぉんの契約者同士が安くなるわけではありません。あくまでファミリー通話を想定した家族向けサービスですね。なお、上記の「みおふぉんダイアル」との併用が可能なので、割引非適用時に比べて、最大で60%の通話料割引になります。これは大きいですね。

先日の高速通信容量(バンドルクーポン)増量の発表を受けてか、楽天モバイルも料金据え置きで容量増量をしていますが、今日になってOCNも増量を発表しましたね。この辺りは予想の範囲内というよりは、むしろ既定路線でしょう。なるべくしてなったということでしょうか。それについてはまた別記事で。IIJがサービス増強を発表すると他社が追随するというのは、だんだんと慣例になっているかのようです。OCNには無料の050電話があり、楽天には同様のサービス楽天電話が既にありますが、これに対してはなんらかの対抗策が出てくるのでしょうか。各社の動向に目が離せませんね。

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