バッテリーモンスター「ZenFone Max」
久しぶりに我らがASUSの製品をご紹介しましょう。耳の早い方はもうご存知かもしれませんが、スマホなのに5,000mAhというとんでもない大容量バッテリーを搭載した「ZenFone Max」です。ここ最近スマホのバッテリーもかなり大容量化してきてますが、それでも主流は2,000mAh~3,000mAh程度だと思います。むしろスマホで3,000mAhといったら、それだけで大容量だと感じるレベルです。それを遥かに凌ぐ5,000mAh。ちょっとしたモバイルバッテリー並みの容量です。
それがどれくらい凄いかというと、例えば私が持っているタブレットMeMO Pad 7 ME572CL。これが7型液晶なんですが、画面の大きさは(まだ使っているのかと言われそうですが)4.8インチのSH-06Eの約2倍。これでさえバッテリー容量が3,950mAhです。何度かこのブログでも書いてますが、このMeMO Pad 7 は体感的に滅茶苦茶バッテリー持ちが良いです。最近はZenPad S 8.0を使う機会の方が多いのでMeMO Padを弄る時間がだいぶ減ったとはいえ、うまくすると1週間くらい充電せずに済んでしまいます。もちろん、その間全く使わないわけではありません。なので余計にこの機種のバッテリー持ちの良さを感じています。
一方、今回発売の「ZenFone Max」。ディスプレイが5.5型の割りに5,000mAhもあります。カタログ上のバッテリー駆動時間は、Wi-Fiが約22.6時間でモバイル通信時が約20.7時間 、連続通話時間は約2,258分 (3G) で連続待受時間はそれぞれ約914.4時間 (3G)・約683.6時間 (LTE)と3Gの待ち受け時間は驚異の38日間になっています。しかもこれ、Wi-FiとMobile通信時の時間はたんに通信を行っているだけではなくて、動画を再生している時間です。ほぼ一日中ぶっ続けで動画を見ていて、ようやくバッテリーが底をつくような状態です。こんなスマホ今まで見たことありません。
ですからバッテリー代わりになるというのは決して誇大広告ではないでしょう。もっとも、他の携帯やタブレットにバッテリーを供給するとなると、ただ容量が大きいだけではダメで電源を供給する仕組みが必要です。この「ZenFone Max」にはリバースチャージ機能が付いてます。もうバッテリー不足に悩む必要は無いでしょう。ただ、これだけ容量の大きいバッテリーだと、大変なのは充電です。充電時間は約4.8時間と5時間近くかかりますので、夜寝ているときに充電しておく必要がありそうです。
このスマホの最大の売りがその大容量バッテリーであることに異論はないと思いますが、それ以外の特徴も見てみましょう。
ZenFone Maxの特徴
まずぱっと見で思ったのが、そのデザインのエレガントでスマートなことです。Maxというネーミングとバッテリー大容量から想像すると無骨な印象ですが、とてもそんなにバッテリーを積んでいるとは思えない美しさです。正面からの見た目はいかにもZenFoneと言った感じですが、裏蓋なども高級感を感じさせます。ひと言で言えば上品ですね。これもまたiPhoneを意識しているのかも知れませんが、価格以上の高級感を醸し出しています。
さらにPixelMaster搭載の1300万画素のカメラと、ZenFone 2 Laser同様のレーザーオートフォーカスで、カメラ機能も充実しています。さらに衝撃に強いゴリラガラスはコーニングR ゴリラR ガラス4に進化してさらに強度をアップしています。これで価格が税込でもほぼ3万円なのですから、さすがはASUSと言ったところでしょうか。
ZenFone Maxのスペック
それではスペックも見ておきましょう。
製品名 | ZenFone™ Max |
---|---|
型番 | ZC550KL-BK16 / ZC550KL-WH16 |
本体カラー | ブラック / ホワイト |
プラットフォーム | Android™ 5.0.2 |
プロセッサー | プロセッサー名:Qualcomm® Snapdragon™ 410 / 動作周波数:1.2GHz |
メインメモリ | 搭載容量:2GB / 仕様:LPDDR3 |
表示機能 | 液晶ディスプレイ:5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶 (LEDバックライト)Corning® Gorilla® Glass 4アンチフィンガープリントフルラミネーションディスプレイ/ 解像度:1,280×720ドット (HD) / グラフィックス機能:Adreno 306 |
記録装置 | 内蔵ストレージ:16GB / ASUS WebStorageサービス:5GB (永久無料版) / Googleドライブ:100GB (2年間無料版) |
サウンド機能 | スピーカー内蔵 / マイク内蔵 |
Webカメラ | アウトカメラ:1,300万画素Webカメラ内蔵、レーザーオートフォーカス、デュアルカラーLEDフラッシュ インカメラ:500万画素Webカメラ内蔵 |
センサ | GPS、電子コンパス、光センサ、加速度センサ、近接センサ、磁気センサ |
通信機能 | 無線LAN:IEEE802.11b/g/n / Bluetooth®機能:Bluetooth® 4.1 |
通信方式 | ■ LTE:2,100(1), 1,800(3), 850(5), 800(6), 900(8), 1,700(9), 800(18), 800(19), 700(28) MHz ■ W-CDMA (HSPA+):2,100(1), 1,900(2), 850(5), 800(6), 900(8), 800(19) MHz ■ GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz |
入力機能 | ポインティングデバイス:10点マルチタッチ・スクリーン (静電容量方式) |
インターフェース | USBポート:microUSB×1 / SIMカードスロット:microSIMスロット×2 / カードリーダー:microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード / オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
電源 | USB ACアダプターまたはリチウムポリマーバッテリー |
バッテリー駆動時間 | Wi-Fi:約22.6時間 / モバイル通信時:約20.7時間 / 連続通話時間:約2,258分 (3G) / 連続待受時間:約914.4時間 (3G)・約683.6時間 (LTE) |
バッテリー充電時間 | 約4.8時間 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
消費電力 | 最大約5W |
サイズ | 高さ約156mm×幅約77.5.mm×奥行き約5.2mm~10.55mm |
質量 | 約202g |
保証期間 | 端末本体、本体内蔵バッテリー、USB AC アダプターセット:購入日より12ヶ月間の日本国内保証 |
主な付属品 | USB ACアダプターセット、イヤホンマイク、OTGケーブル、ユーザーマニュアル、製品保証書 |
標準的で特に目を見張るような性能ではありませんが、その分問題も少ないでしょう。このスペックなら操作性も悪く無いと思います。この価格でこれだけの製品にまとめられるのは、やはりASUSならではでしょう。
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