これまで安いけど遅い。あるいは遅いけど安いの代名詞とも言えるMVNOの先駆けイオンsimですが、いよいよLTEの高速通信に対応しました。5日から発売を始めたので、つい最近ですね。限定3万台で、今回は全国のイオン392店舗で取り扱っています。スマホは中国の家電大手TCLグループが欧州向けに開発した端末をベースに日本向けに改良したようですが、初めて聞く名前ですね。90年代に急成長した会社ですか。
それではまたプランを見てみましょう。
第2弾の時と同様、MVNOはBIGLOBEですが、今回のプランは高速通信が2GBと倍増しています。通信速度がLTEになって早くなる分、回線の遅さにストレスを感じることも無くなるでしょう。では、それを搭載する端末の方はどうでしょうか。
端末名称(型式) | ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S | ||
---|---|---|---|
カラー | ネイビー・ホワイト・ブラウン | ||
サイズ | 高さ | 136.5mm | |
幅 | 69.7mm | ||
厚さ | 7.45mm | ||
重量 | 126g | ||
ディスプレイ(サイズ・解像度) | 5インチ 1280×720 HD | ||
OS | Android™4.3 | ||
ネットワーク(周波数帯) | 3G | 800/850/900/2100MHz | |
4G/LTE | CSFB B1/3/5/7/8/19/20 | ||
CPU | Qualcomm MSM8926 クアッドコア1.2Ghz | ||
メモリ | 内部RAM | 1GB | |
内部ROM | 8GB | ||
外部メディア規格 | microSD | ||
外部メディア最大容量 | 32GB | ||
カメラ | メイン | 800万画素 | |
サブ | 130万画素 | ||
バッテリー | 容量 | リチウムポリマー2150mAh | |
取り外し可否 | 不可 | ||
連続待ち受け時間 | 最大400時間 | ||
連続通話時間 | 最大7時間 | ||
SIM | タイプ | microSIM | |
スロット数 | 1 | ||
その他の通信への対応と規格 | Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n 準拠 | |
Bluetooth | Bluetooth version 4.0 | ||
NFC | 搭載 Version: 6050F | ||
テザリング | Wi-Fi | 可 8台まで | |
Bluetooth | 可 | ||
USB | 可 | ||
センサー | GPS | A-GPS対応 | |
加速度センサー | 搭載 | ||
近接センサー | 搭載 | ||
同梱品 | USBチャージャー/MicroUSBケーブル/SIM取り出しツール/イヤホン/クイックマニュアル兼保証書/取扱説明書 |
性能的にはまずまずと思いますが、液晶が5インチでこのサイズということは、かなりベゼル幅が狭そうです。OSと解像度はやや物足りませんが、それでも価格を考えると、かなりのお買い得感があります。厚さも7.4mmと薄いので、見た目もカッコイイですね。うーん、恐るべし中華スマホ。
この価格で、テザリングも出来て、NFC(Near Field Communication)まで付いているんですね。NFCが付いていると、アプリを使ってSuica(関西方面ではICOCAですか)などのICカードの残高を調べることが出来るんですよね。以前はPASMOなどはネットで残高を確認出来ましたが、今はセキュリティ上の理由からサービスが無くなっています。この機能があると駅に向かう前に調べられるので非常に便利です。
さて、今まではイオンの惣菜を買いに来ていたオバチャンがターゲットだったのが、今回はだいぶ若者に絞ってきたようです。特にメインターゲットは、学生から20代くらいの若者、特に男性だろうと思いますが、私が受ける印象もそんな感じですね。それでも見た目の安っぽさは感じないし、デザインもわりとスマートなので、機能とお洒落を両立できる機種ではないでしょうか。特に月の高速通信が1GBでは物足りないというユーザーにも訴求力がありそうな気がします。結構人気になるのではないでしょうか。
それでは、また。
コメント