MeMO Pad 7 ME572CLの迷宮

1回飛ばして、我が相棒、MeMO Pad 7 ME572CLの不具合のお話の続きです。ドラマ「相棒」では、成宮寛貴さんが演じる甲斐享が、三代目の相棒として3シーズン目に入っていますが、私のタブレットも激安タブレットを入れると、早くも三代目になってしまいました。

なぜ、そうなったかは、前々回の記事に続きになります。

ロック画面が重くなってしまったということを書きましたが、その重たい画面とあれこれ格闘するうちに、時々スムースに動くことがありました。その際に行ったことは、壁紙を変更するというものでした。設定画面のディスプレイの項目に、壁紙というのがあるのですが、それを選択すると、左のように、ホーム画面、ロック画面、ホームとロック画面という項目が出てきます。

そのうち、ロック画面を弄って壁紙を色々変えたりしていたら、たまに調子が良くなる時がありました。さて、ようやく突破口が開けたかと思いましたが、また不具合が出た時に、それで回復するかは自信が持てません。それでも、いつまでもロック画面とにらめっこをしてたのでは埒が明きませんので、出来るだけそのことは忘れて、腫れ物に触るように扱いつつ、なんとかご機嫌を取りながら、出来るだけ状態を維持していました。

ところが、ふとした気の迷いで、どこからか「ちょっと再起動してみ？」という悪魔の囁きが聞こえてきて、また調子が悪くなると気分も悪くなるなという不安と同時に、これで問題なければとりあえず当面の不快さからは解放されると思って再起動をかけてみました。

結果。。。ものの見事に、また重くなってしまいました。そうなると、また気分も重くなります。はたして壁紙変更でまた滑らかさを取り戻すかと、２，３度とっかえひっかえやってみましたが、全然変化無し。仕方ないので、これでもかと再起動をかけたりしましたが、これまた一向に変化無し。さすがにもう諦めるしかないだろうと、その日は充電しながら寝ることにしました。

翌朝、小鳥のさえずりとともに爽やかな朝を迎えた私は、さっそく相棒のもとへと駆け寄ります。はたして私のタブレットは機嫌よく目を覚ましてくれるだろうか。スイッチを入れると充電完了の文字。電源コードを外してスイッチを入れます。

緊張の一瞬

二瞬。。。　三瞬。。。

相変わらず重い。むぅ、参ったなこりゃ。

ところが、ロックスクリーンを解除すると、その後のホーム画面はスムースそのものなのです。何故ロック画面だけ動作がもっさり重いのか、さっぱりわかりません。仕方がないので、夜明けのコーヒーを飲みながら日課のSmartNewsに目を通します。現在、バッテリーは100％。充電し終えたばかりのバッテリー表示は気持ちの良いものです。

あれこれ記事を読みながら5分くらい経過。バッテリー残量100％。結構持ちますね。さらに、テレビも見ながら、あれやこれやの記事を読了。10分くらい経過、バッテリー100％。おや、相当持つんだな。
さらに、もう5分くらい放置。バッテリー100％。

まじですか？全然減らないじゃん。

はっ！もしや。。。

これが噂に聞くバッテリーの不具合か？もしくはバッテリーメーターがおかしいのか。

もう、どうにでもなれと思って出かける準備をします。みおポンのsimはこれに装填してしまったので、スマホはテザリングで使うことにして、急いで鞄に詰め込みます。バッテリー確認。98％。途中の99％は見逃しましたが、まあ、普通に動いてるんだなとようやく安心しつつ、よく見てみると、

じぇじぇじぇ！　（懐かしいな、これ）

バッテリーマークの下に、なぜか充電中の表示が。

なんじゃこりゃ。俺はいつの間に電源コード挿したんだっけ？上から、下から、後ろから前から、舐めるようにタブレットを見回します。どこにもコードはささってない。当然です。起きてすぐにコードは引っこ抜いてますから。

失意のどん底に沈んだまま、仕方なく出かけることにし、あとはサポートセンターに問い合わせることに決めました。

（次回へ続きます）