投稿が前後してしまいましたが、先日、月末ということで、またスピードテストをやってみました。今回はスマホとタブレットがあるので、テザリングを使った場合のスピードテストです。
実は、相変わらずsimの使い方を悩んでいて、現在はタブレットの方にsimを装着しています。仕事や旅行で使うにはタブレットのほうが便利だし、遊びやちょっと出かけるくらいの用事ならスマホで十分、という考えは今も変わっていません。どちらかをモバイルルーター代わりにテザリングの親機として使うなら、大きさの小さいスマホにする方が理にかなっています。ただ、タブレットと一緒に持っていると、スマホの出番は殆ど無いんですよね。そうなると、逆にスマホがお荷物になってるかのようにも思えますが、ちょっと写真を撮ったりするときには、やはりスマホの方が使いやすいわけです。両方にsimを入れれば全て解決なんですよね。
それはともかく、私の使っているSH-06Eはdocomo機ですから、root化しないとWi-Fiテザリングが出来ません。ですので、ノーマル状態でテザリングをしようとしたら、Bluetoothテザリングしかありません。反対に、MeMO Padを親機にした場合には、Wi-FiもBluetoothも両方いけます。一般的にWi-Fiの方が電力消費が大きく、その代わりにスピードは速い。Bluetoothはスピードがだいぶ抑えられてしまうけれども、消費電力が小さいと言われています。ただ、スマホとタブレットを持つようになったら、その分だけ使用頻度も分散するので、あまり減っている印象はありません。
特に必要ないかもしれませんが、とりあえずテザリングの手順から説明してまいりましょう。本当はこの機会にsimを移し替えて、しばらくスマホ親機で運用しようかとも思ったのですが、今後しばらくの使い方を考えると、やはりタブレットに入れたままの方が良さそうなので、スマホ親機のテザリングスピードテストは今回割愛です。
テザリングをするためには親機側と子機側、それぞれ設定しないとなりません。先程も言いましたが、今回親機はMeMO Pad 7 です。AndroidがKitKatなので、バージョンの違いで皆さんの設定画面と多少違うかもしれません。
まずは設定画面です。この画面の出し方がわからないと困ってしまいますが、アプリ一覧の中に歯車みたいなアイコンがあると思いますので、それをホーム画面に貼り付けておくか、上部の通知領域から呼び出す、あるいはホーム画面長押しで呼び出す方法もあります。設定画面は、いつでも呼び出せるようにしておいた方が良いので、忘れっぽい人は、自分のやり方を決めておくと良いと思います。
上の画面が出たら、テザリングの親機にするべく、設定画面に移ります。無線とネットワークのその他を選択してください。
そうすると上の画面が出てきますので、この中からテザリングを選択します。
最初にwi-fiで接続する時には、この中のwi-fiアクセスポイントをセットアップという項目で、設定を行います。
SSIDとセキュリティとパスワードを設定します。特に変更する必要がなければ、最初から入力されているパスワードをそのまま使って子機(スマホ)の方から接続します。セキュリティは「なし」という選択肢もありますが、必ず暗号化するようにします。
子機となるスマホの設定は、通常のwi-fi、もしくは無線LAN接続と同じですから、特に説明の必要はないと思います。
一方、Bluetoothで接続する場合には、ちょっとややこしくなります。
最初にペア設定をして、タブレットとスマホを紐付けしないとならないのは、wi-fiテザリングと同様です。
まず、今日一番最初の掲げた画像の設定画面から、Bluetoothのところをタップすると、右のような画面が出ます。この画面は、すでにペア設定が終わっているので、ペアリングされたスマホが載っています。
そして、この画面の歯車部分をタップすると、次のような画面になります。
インターネットで使うので、インターネットアクセスにチェックを入れたいのですが、すぐに切断されて、チェックを入れられません。
実はこの時、親機(この場合はタブレット)の方だけで解決しようとしても埒が明きません。すでに子機とペア設定が済んでいる場合には、子機の方でも設定から同じような画面を出せるはずですので、そちらでインターネットアクセスにチェックを入れれば、親機のこちらにも反映されます。その辺が落とし穴かと思いますので、ご注意願います。
さて、そうこうして設定が済んだので、スピードテストをしてみました。スピードテストは、時間帯やテストサイト、アクセスポイントなどで大きく結果が変わってきますので、あまり速い遅いを考えても仕方ないところもあります。しかし、今回はテザリングでどれくらいスピードに変化があるかですので、比較としてはわかりやすいかと思います。
まずは、テザリングではなくて、親機となるタブレットのスピードテスト結果です。
実はこの日、自宅のwi-fi経由とsimでのデータ通信で比べてみようと思ったのですが、自宅のwi-fiが遅すぎて使い物にならなかったので、タブレットの方はIIJmioのデータ通信だけにすることにしました。
これを、タブレットからwi-fiテザリングした場合と、Bluetoothテザリングした場合の比較が下の画像です。
wi-fiとBluetoothのマークの違いでもわかると思いますが、やはりBluetoothテザリングはwi-fiテザリングに比べて、だいぶ遅くなりますね。何度か測定しましたが、ほぼ同じ数値でした。
それでも、これだけのスピードが出ていれば、ネットなどをするには必要十分ではないでしょうか。一々接続をするのが面倒な場合には、Bluetoothの接続、切断を自動でやってくれるアプリもあるようですし、もともと消費電力がそれほど大きくないということであれば、ずっと接続しておいても良いわけですね。ただ、実際にどれくらいのバッテリー消費なのかは検証してないので、また機会があればやってみたいと思います。
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