ASUSのハイエンドスマホ「Zenfone2」の最上位スペック端末が発売になりましたね。当初予定されていたよりも少し遅れての発売になりました。また、中国HUAWEIからは、ダブルレンズを引っさげて、「honor6 Plus」が新たに発売されました。HUAWEIは地味に良い物を出している気がするんですが、日本での人気が今ひとつに思えるのはアメリカに名指しされたスパイ工作疑惑などもあったせいでしょうかね。
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ところで、「honor6 Plus」に新しく採用されたダブルレンズですが、iPhoneやSamsungでも今後ダブルレンズを搭載した機種を発売するかもしれないと噂されてますね。スマホのカメラ性能が上がるのはいいんですが、そうなるとコンデジ業界は今後ますます厳しくなるような気がします。個人的にはスマホの上位カメラがいきなり一眼レフと言うのはいささか飛躍しすぎだろうと思うので、気軽に持ち運び出来て片手で撮影できるコンデジもなんとか頑張って欲しいところです。それについては個人的な思いもあるので、そのうちまた雑文として書きたいと思います。
さて、たいそうなタイトルを付けたんだからさっさと本題に入れという声が聞こえてきそうです。ということで、それぞれの特徴やスペックを見て行きましょう。と言っても、Zenfone2に関しては以前にこちらの記事で取り上げていますので、今回はHUAWEIの「honor6 Plus」を中心に見て行きましょう。それにしても、なんか読みづらい名前ですね。なんとなく、その昔勉強した『試験に出る英単語』あたりに載ってたような気がしなくもありませんが、知らない人が読んだら、「ホノー」とか言い出しそうです。きっと、「名誉」とか「栄光」という意味で名づけたのでしょうが、日本人にはそれほど馴染みのない英単語でしょうから、知らない人に説明する時に大変な気がします。
「君のスマホ何?」「オナーシックスプラスだよ」「え、何それ?シックスプラスってiPhoneのこと?」「いや、中国製のシムフリースマートフォンだよ」「へえ、オナー?オーナー?経営者のこと?」「いやいや、サッカーのワールドカップで日本代表の応援ソングになったサラ・ブライトマンの『A Question of Honour』って知らない?そのhonorだよ」「え?え?なんて?ラッスンゴレライ・・・・」とか、なんだか会話を想像するだけで疲れてきました。ちなみに、主にイギリスでは綴りが「honour」になるようなんですが、まあ、どうでもいいですね。社名の「ファーウェイ」からして読みづらいというのもありますので。そう言えば、サッカーはちょっと残念な結果でしたね。
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ということでスペックを。
機種名 | honor6 Plus |
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カラー | ゴールド、ホワイト、ブラック |
OS | Android™ 4.4 Kit Kat |
CPU | Hisilicon Kirin 925 オクタコア A15/1.8GHz + A7/1.3GHz |
メモリ | RAM:3GB / ROM:32GB |
バッテリ | 3,600mAh |
連続待受時間 | LTE-FDD/WCDMA/GSM:約444時間 |
連続通話時間 | WCDMA:約19時間 / GSM:約28時間 |
ディスプレイ | 約 5.5inch FHD( 1080 x 1920ドット)IPS-NEO™(In-cell) |
カメラ | メインカメラ:800万画素(開口部 F2.0/AF/BSI) x 2 インカメラ:800万画素(開口部 F2.4/FF/BSI) |
通信速度(受信時/送信時) | 下り(受信時)最大150Mbps(LTE) 上り(送信時)最大50Mbps(LTE) |
通信方式 | FDD-LTE: B1/B3/B7 TDD-LTE: B38/B39/B40 UMTS: B1/B6/B8/B19 TD-SCDMA: B34/B39 GSM: 900/1800/1900 Bluetooth通信:V4.0+LE Wi-F i: IEEE802.11a/b/g/n 準拠 テザリング機能 / 最大接続台数:8台 NFC搭載 GPS/AGPS/Glonass/Beidouサポート |
サイズ | 幅150mm×奥行き75.7mm×厚み7.5mm |
重さ | 約165g |
CPUは例によってというか、あまり馴染みはないけれども地味に高性能なHisilicon Kirin 925ですね。Ascend Mate7にも搭載されています。ということはそれなりにいいんでしょう。バッテリーはなんと3,600mAhもあります。連続通話時間は3Gで約19時間ですか。一体何をそんなに話すんでしょうね。ちなみにGSMというのは国内では使えませんので、主に海外で使用する時の通信方式ですね。Zenfone2は3,000mAhですが、連続通話時間は殆ど同じようでですね。ただ、連続待受時間はだいぶ違いますがどうなってるんでしょう。カタログスペック上のことなので実際はどうなのかはちょっとわかりませんが、いずれにしろバッテリー容量は多いに越したことはありません。
このカメラの一番の特徴は、何と言っても冒頭でも触れたダブルレンズでしょう。インカメラも800万画素という高画素レンズですから、このカメラはなんと800万画素のレンズを3つも備えているということになるんですね。しかも、インカメラにはSONY製800万画素BSIセンサーを採用しているとありますから、じゃあアウトカメラはどうなんだと言いたくなりますが、いずれにしろ日本の技術がここにも生かされて、最近流行りの?自撮り最強マシーンになっているわけですね。もっとも、国内ではいわゆる自撮り棒が制限されてたりして、あまり評判はよろしくない部分もあるようですが、ひと様の迷惑にならなければ、まあよろしいんじゃないでしょうか。最近は棒の代わりに広角撮影するための自撮りレンズなども登場していますが、あまり脱線するのもなんですのでそれもまた機会があれば。
さて、このスマホで一番気になった点は、この端末がKDDIの移動体通信網を利用した通信サービスには対応してないという注意書きなんですが、KDDIの移動体通信網というのはauのことですよね。そうなると、auはもとより、mineoやUQモバイルなどのsimも使用できないということになりますね。もっとも、mineoは9月からdocomo回線のsimも取り扱う予定らしいので、いずれは使えるようになるんでしょうが、今利用している人やこれから契約しようとしている人は気をつけないといけません。特にこのスマホはsimが二つ入れられるデュアルSIMスマートフォンですから、何でも使えると思っていると、思わぬ落とし穴にハマる恐れがあります。
とは言え、コスパに優れた優秀なスマホですから、これからシムフリー端末を購入予定の方は検討されてみてはどうでしょうか。シムフリースマートフォンとしてだけではなく、格安スマホとして楽天モバイルからも発売されています。
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