このブログを書き始めた頃に、ガラケーとスマホではなくて、ガラケーとタブレットでもいいかなと書いた事がありました。その思いは時々感じていて、どういう時に一番感じたかというと、私の場合は外で地図を見る時、そしてやはり外でインターネット情報を検索する時でした。
外出先で地図を見たり、ネットで調べものをする時というのは、大抵は急いでいる場合です。そうすると、画面の小さいスマホでは情報量に限りが有り、探しものに辿り着くまでに時間がかかってしまいます。
Googleマップは頼りになるが
今まで道に迷って、何度かスマホの地図、Googleマップに助けを求めたことが有りました。GPSも付いていますから、自分が今どこにいるのか地図上に表示されます。ただ、そこから目的地までのルートを探すのが、なかなか容易ではありません。自分の位置はわかるのだけれども、自分がどちらを向いているのかがわかりづらいのです。目印になるような物があればまだいいのですが、そういう時に限って近くのビルの名前が出てないとか、拡大しようしたら全然違う場所にスクロールしてしまったり、目的地との位置関係がわからなくなったりとか、焦っているときにはますます泥沼に嵌ります。
もう一つは、カーナビの補完で使おうとした時。カーナビで目的地入力をする時に、一番簡単なのは電話番号で検索出来る場合ですが、それが出来ない場合は住所や名称を打ち込まないとなりません。これが結構時間がかかって面倒なのですよね。しかも、住所がはっきりしない、名称はわかるけれども、それがカーナビに登録されている保証がない、というよりも、おそらく登録されていない可能性が大きいだろうと思う場合は、先にネットで検索して正確な住所なり電話番号を探そうと思ってしまいます。
ただ、パソコンの大きな画面なら造作もない作業でも、スマホの小さい画面だと、その情報に辿り着くまでがひと苦労です。特にパソコン向けに作られたサイトほどそうですね。もっとも、このブログも、見づらさについては、あまり大きな事は言えません。一応パソコンとスマホでは表示を変えているのですが、私の場合はよく表を使ったり、画像を並べたりするので、スマホの場合にはとても見づらかったりするだろうと思います。スマホで読まれている方には申し訳ありません。ただ、それがタブレットであれば、そんな時でも多少は見やすいだろうと思うのです。結局、スマホを使い始めた時にタブレットに惹かれたのは、ひとえに画面の大きさの問題からでした。
スマホの携帯性かタブレットの視認性か
さて、大は小を兼ねると言います。確かに鞄を持ち歩くときには、7型タブレットよりも小さい鞄などということはまずないので、タブレットの方が良さそうです。ケースに入れても大きさは新書版の本より少し大きいサイズですから、その昔、金融業のオッサンみたいでダサいと女性には不評でしたが、わりと男性が持っている事の多かったセカンドバッグでも十分です。とは言え、スマホの携帯性には比べるまでもありません。
iPad miniは、ドクターが患者さんに説明するために白衣のポケットに入れておくのに丁度良いサイズというのは聞いたことがありますが、貧乏おじさんが似たような状況になるのは、どこかのお店でクーポンを見せる時くらいです。すき家の30円引きクーポンとか、ドラッグストアの10%割引とか、特にLINEのトークでは、お友達との会話よりも企業のサービスクーポンの方が多いくらいです。
店員にクーポン見せるためなら、スマホの大きさはちょうどいいんですよね。水戸黄門の印籠よろしく、このクーポンが目に入らぬか!ってなもんです。これがタブレットになったら無駄に大きい。なんだか、タバコに火をつけるために火炎放射器を持ち出すくらいの印象です。しかも解像度が高いと、画面に表示されるクーポンの大きさはかえって小さくなって、余白ばかりが多くなる。実際は余白じゃなくて余赤なんですが。
私がスマホの代わりにタブレットにしなかった理由が、おわかりになったでしょうか。そうです。もっともらしいことを並べてきましたが、私がタブレットに抵抗を感じるのは、すき家のクーポンが一因だったのです。
(長くなってしまいましたので、次回に続きます)
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