白ロムリスクは赤ロム化だけじゃない

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白ロムを購入する際に、仮に赤ロムの危険が無かったとしても、初期不良を抱えている危険もあれば、それこそ使用中に落としたり、無くしたり、盗まれたりと言った危険は、絶えずつきまとっています。白ロムには、そういった時の補償が基本ありません。

リスクを回避するためには、客観的情報を色んな角度から精査して総合的に判断する必要があります。

1.取引内容をよく確認する。

ヤフオクなどのオークションサイトであれば、まずは取引内容をよく確認する。中古品の場合はジャンク品などの場合もあるので、出品内容を良く見て、疑問があれば相手に問い合わせる。中には本体と誤解させるような内容で、箱だけの販売などという悪質なものもありますから注意が必要です。もちろん、そういう出品者は後の評価にも現れますから、取引相手の評価もしっかりと確認する。下記のサイトもチェックしておきましょう。

ヤフオク! – ヤフオク!護身術

2.取引相手をよく確認する。

上のヤフオクの例で言えば、ヤフーは仲介でしかありません。直接の相手は、初めて接する場合が多いでしょうから、信用できそうな相手なのかよく見極める必要があります。ネットの場合は相手の顔が見えません。取引内容の文体や過去の取引情報、今までの取引相手からの評価、法人が運営している場合には、ネット上に公式サイトがあるかどうかの有無、Googleマップのストリートビューで本社所在地の写真を確認、出来るなら会社登記簿の確認。そこまでする必要はないだろうと考えるのは、事故に遭う前だから思うことです。もちろん、そこまでの手間暇とお金をかけて見合うだけの価値があるのかどうかというのは、個人的な問題です。

3.リスクヘッジを行う。

どれだけ万全の備えをしたところで、相手方の不始末で損失を被ることは無いわけではありません。中古品の売買は、当事者間だけで行われることが多いため、何かあった時の事後処理を自分でしなければならないことが多いと思います。ただ、先ほどのヤフーなどもそうですが、仮に相手方の詐欺などによって損失を被った場合には、その分を補填してくれる(現金ではなくTポイントでですが)未着トラブルお見舞い制度と言ったものもあります。

今年の夏、業務停止していた旅行会社が、客からだまし取った旅行代金を持ち逃げしたという事件がありましたが、その際に被害にあった人たちは、旅行比較サイトのABロード(リクルート)を経由していました。最終的に、その分の損害をABロードが肩代わりして返金したようですが、本来ABロードに返金の義務はありません。道義的責任というよりは、今後の信用問題に重きを置いた結果でしょう。何かあった時に、当事者に変わって損失を補填してくれる第三者がいるかどうかというのも大事かもしれません。相手が中古携帯販売業者の場合には、赤ロム保証のあるところを選ぶというのも必要でしょう。

悪いことばかりを考えたらキリがありませんが、全体の取引量から見れば、そういった事例はほんの一握りだろうと思います。自分がその当事者にならないように注意して、楽しいスマホライフを送りましょう。

<H26.9.16追記>
記事に誤りがあったため、内容を大幅に変更しています。ご了承下さい。

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