最近、auの三太郎CMを結構気に入っておりまして、見るたびに笑ってしまいます。皆さん演技がうまいですね。それぞれの個性がうまく表現されていて嫌味のない仕上がりになっていると思います。現在、最新のCFはこれでしょうか。
空気の読めない金太郎に対して、桃太郎の気遣いとか、「また連絡するわ」というセリフが軽妙で愉快ですね。
途中にauさんのおすすめで、『auWALLET「竜宮城ポイント」篇』というアノテーションが入ってるかと思いますが、表示されない人や追い切れなかった人のために、大きなお世話ですが追加で載せておきます。こちらはアップされて間もないので、閲覧者もまだそれほど多くはないようですね。念の為に言っておきますが、私は決してauの回し者ではありません。たんにこのシリーズが面白いと思っているだけです。
最初の方のCFで、邪魔者にいなくなって欲しい浦島太郎と、まだまだ物足りない金太郎との描写もうまいなと思うんですが、メールやLINEトークの二人きりのやりとりでは桃太郎のような気の利いた人はいませんから、早く切り上げたいと思っていても難しい場面もあるかと思います。もしくは、グループチャットの場合には自分から先に抜けるとイジメの対象になりそうで怖いというのが何かで取り上げられたことがありましたっけ。
文字だけの世界だからこそ相手を傷つけないように、あるいは人間関係を壊さないようにするという気遣いは大事でしょうが、何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で、行き過ぎた気遣いはお互いに疲れてしまいそうです。
そこで、自然で嫌味なくメールやLINEトークを終了させる方法を考えてみましょう。
自分と相手の気持ちの温度差や状況の違いもありますから、相手がもっと話したいと思っている時にこちらから会話を終わらせれば、どうしても相手に寂しい思いはさせてしまうでしょう。本当に仲の良いお友達なら、相手の事情も考慮して上げることも出来るでしょうが、厄介なのはお互いに気を使うような相手の場合と、相手がまったくの鈍感で気遣いの出来ないタイプの場合でしょうか。空気の読めない鈍い人相手なら、おそらく何を言ってもそれほど傷つくこともないように思いますが、問題なのは普通の感性を持った人ですね。
ということで、どうすればスマートに終了させることが出来るか、いくつか方法を見てみましょう。
スタンプ活用編
LINEの場合には、スタンプを使うのは常套手段でしょう。コレのためにLINEが存在すると言っても過言ではないわけですから、うまく活用しないと勿体ないですね。使い方としては、
スタンプ連投で終わらせたい空気を作る。
「じゃあね」「またね」「おやすみ」といった終了のセリフとかわいいスタンプを一緒に送る。
注意点
相手を煙に巻こうとして意味不明なスタンプを送ると、「今のスタンプどういう意味?」と食らいついてくる人もいるでしょうから、出来るだけ食いつけないスタンプの方がいいでしょう。その時のシチュエーションにあったスタンプを新たに探すと時間がかかってしまうので、状況に合わせてすぐに使えるスタンプをストックしておくと良いかも知れません。
嘘も方便。俺(私)にはやるべきことがある編
これからお風呂に入らないと。今から食事の時間。子供のお迎えに行ってきます。もう一件お客さんを訪問しなくちゃ。これから夜のお仕事。
まあ、なんでもいいんですが、人間生きていくためにはLINEやメールばかりしてられないわけですから、その辺はお互いの事情を汲んで貰わないといけません。いつもと違う時間だねとか言われても、適当に流して切り上げましょう。これから銭湯とかだと生活感もにじみ出ているし、早く行かないと閉まってしまうと相手に気遣わせて良いと思うんですが、そういう生活をしている人の方が圧倒的に少ないですね。終わる時間が決まっているものだと引き止めにくいだろうと思います。相手と絶交したい時には、これから読書とかDVD鑑賞というのもいいかもしれませんが。
相手のことを思いやってるフリしてるけど、実は自分がもう切り上げたい編
「朝早いんじゃない?大丈夫?」「明日も仕事でしょ?」
これは上の動画で浦島太郎が金太郎に言ってるセリフと同じですね。あるサイトを見てたら、これが女性ウケが良いように書いてありましたが、おじさんの感覚からすると、このセリフを言われたらちょっと不愉快になりそうです。きっと言い方が上から目線になっているからだと思いますが、女性同士や恋人、先輩から言われたらということなんでしょうね。相手を選ぶセリフだろうとは思います。上の動画では、「いや、早くないし」と金太郎が食いついて来ちゃってますね。それならいっその事、自分がもう眠いと言われたほうがいいと思うのは、おじさんのわがままでしょうか。ということで、次は
断固として寝る編
「さて、寝るか。また明日」「では、おやすみなさい」「いい夢見てね」「温かくして寝なよ」
まあ、何を言われても相手が全然眠くない時には突き放された感じがするでしょうね。話し足りない場合は切なさにむせび泣きそうです。もっとも、他に起きてる相手を探せとも言えるわけですが。
明日があるさ編
「また連絡するね!」「それじゃ、また連絡するね」「また明日もメールしていい?」「また連絡します」「次会った時話そうね!」「今度会ったときにもっと話そうね」
これも最初の動画で桃太郎が言ってたセリフですね。さばけた感じがとてもいいです。もっとも動画の場合は相手の意向に沿った感じなので、ニュアンスがだいぶ違います。それでもこの言葉は、次回があると思わせる点で相手が誰であって使いやすそうですし、何かあってもまた次の機会があると思わせてくれます。
ありがとうって伝えたくて編
お前は「いきものがかり」かと言われそうですが、「楽しく話をしてくれてありがとう」「相談に乗ってくれてありがとう」「今日は話せてうれしかった」「楽しすぎて夜更かししちゃった」「しまった!もうこんな時間だ」
感謝されて嫌な気持ちになる人は、あまりいませんね。出来れば感謝されたままで終わりたいとも思うでしょう。これ以上は迷惑だよ感もさり気なくアピールしていて良いかもしれません。もっとも、鈍い人には伝わらないこともあるでしょう。余計に張り切って、もっと感謝されようと思ったりするかも知れません。その場合には、他の台詞も併用してさっさと終わらせましょう。
今日の日はさようなら編
今度は森山良子かと言われそうですが、若い人は知らないでしょうね。「お疲れ様でした。明日もがんばろう!」「お互いがんばろうね!」「今日も一日お疲れさま」と前向きなセリフで〆る。
やはり、いつまでもダラダラやってはいけません。今日はもうこれで終わり!と勝手に終了宣言してしまうのが得策です。その気になればいつまでもくだらないおしゃべりは続いてしまいます。もしかすると、その中で新たな発見や展開が無いとも限りませんが、疲れた頭で考えたところでろくなアイデアも浮かばないだろうと思います。すでに気持ちがネガティブになっているんですから、気持ちを切り替えるためにも一旦終わらせましょう。
まとめ
気持ちと体力に余裕があれば、付き合うことも時には必要だろうと思います。ただ、イヤイヤ付き合うのはお互いのためになりませんし、相手の気持ちよりも自分の気持ちの方が離れかねません。おそらくそれは相手も望んでいないはずですから、感情が爆発する前に適度に発散する必要もあるかと思います。毎回同じ文句で終わらせるのは抵抗があるという場合には、それぞれアレンジして使うとか、逆に毎度同じ文句が儀式のように定着すれば、それを言えばいつでも終わらせられるという安心感にも繋がりますね。出来るだけ余計な心配はせずに、健全な気持ちで楽しんで欲しいと思います。
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