格安sim、格安スマホの紛失対策

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それでは、前回最初に上げた紛失・盗難対策について考えていきましょう。スマホが見当たらなくなった時、まずは落ち着いて無くした場所をよく考えてみましょう。

年を取ってくると段々と物忘れが酷くなって、ついさっきしたことも忘れたりしますが、サマーウォーズの栄おばあちゃんの遺言にあったように、まずは落ち着くことです(何を言ってるのかわからない人にはすみません)。

  1. その辺に見当たらなければ、とりあえず電話をかけてみることです。
  2. データ専用simですか?パソコンか携帯からメールを打ちましょう。
  3. メールアプリを入れてない?お友達に連絡して、スカイプかLINEで呼んでもらいましょう。
  4. え、お友達がいない?スマホがないと連絡出来ない?
  5. パソコン立ち上げて自力で探しましょう。

ということで、最初の手段は、ガラケーの時によくやった人もいるんじゃないかと思います。実際はそれほど無くすこともないだろうと思いますが、無くす時というのは大抵どこで無くしたかはっきりしてませんから、出来るだけ周りに迷惑がかからない手近なところから探すのはセオリーでしょう。

さて、音声通話simの場合なら良いですが、データ通信専用simの場合は、050電話契約でもしていなければ、電話をかけて呼び出すのは不可能ですね。立ち寄った店やタクシーに忘れた場合などなら、先方に直接電話をかけて聞いたほうが早そうです。Gメールが入っていれば、パソコンや別の携帯からメールを打つのも手段かと思いますが、同期してないとすぐに連絡が届きません。あるいは、メールの場合は着信音を短めに設定するでしょうから、もしかすると聞こえづらいかもしれません。

スカイプやLINEで呼び出してもらうというのは、家族やお友達と別の連絡手段がある場合に有効です。ただ、家の中なら良いですが、誰かが拾っていた場合には、あまりうるさいと電源を切られてしまう恐れもありますね。そうなるとGPSや基地局からの電波を受けられないので、場所を特定出来ません。むしろ、無くしたことに気づいた時点で、パソコンで調べたほうが良い場合があるかもしれません。

ですが、調べると言っても、スマホを自分で持っている時なら、そのスマホでグーグル・マップを見れば自分の居場所が表示されますが、別の場所からどうやって調べるの?という疑問もあります。

実はAndroidには、最初から場所を特定するアプリが入っています。それがAndroid デバイス マネージャーなんですが、これを使えば別のパソコンやスマホで紛失したスマホを捜すことが出来ます。ただ、この機能を使うには、端末で このアプリを使えるようにしておかないとなりません。

万が一のために、デバイスマネージャーページの設定に従ってセッティングしておきましょう。

多少戸惑う部分もあるかと思いますので、私の方で補足を加えます。

前提として、Googleアカウントを取得して、スマホと関連付けておく必要があります。これはスマホを買ったらすぐに設定すると思いますが念のため。

端末で Android デバイス マネージャーをオンにする手順は次のとおりです:

  1. 端末のアプリメニューで [Google設定] Google設定 を開きます。
  2. [Androidデバイスマネージャー] をタップします。
  3. オンにできる Android デバイス マネージャーのオプションは次のとおりです:
    • リモートでこの端末を探す: Android デバイス マネージャーを使って端末の位置を表示します。[リモートでこの端末を探す] の横にあるチェック ボックスをオンにし、Android デバイス マネージャーが端末の位置を表示できるようにします。
      • Android 4.1 以上を搭載する端末: 位置情報アクセスもオンにする必要があります。位置情報アクセスをオンにするには、[Google設定] > [位置情報] の順に移動し、[位置情報] の横にあるスイッチを [ON] にします。ダイアログ ボックスが表示されたら、テキストを読み、[同意する] をタップして位置情報アクセスをオンにします。
    • リモートでのロックと出荷時設定へのリセットを許可: Android デバイス マネージャーを使ってリモートで端末をロックしたり、端末のデータをすべて消去したり、ロック画面のパスコードを変更したりできます。[リモートでのロッ クと出荷時設定へのリセットを許可] の横にあるボックスをタップします。[デバイス管理者を有効にしますか?] という画面が表示されたら、テキストを読み、[有効にする] をタップしてデバイス管理者をオンにします。

ウェブの Android デバイス マネージャーや Android デバイス マネージャー アプリを使用して端末を登録するときに、これらの Android デバイス マネージャーのオプションにアクセスすることもできます:

 

上記1.の端末のアプリメニューというのは、ホームでアプリ画面表示アイコンをタップした時に現れる一覧、アイコンだけが並んだ画面のことです。設定画面から管理画面に入ってしまうと迷宮に迷い込みますので気をつけてください。

Google設定2014-08-27 18.25.09

私の画面ですと、左のようになってます。左列の上から2番めのアイコンですね。これをタップして出てきたのが、右の画面になります。

真ん中よりも下にAndroidデバイスマネージャーというのがあります。

さらにこれをタップします。

 

Androidデバイスマネージャー現在位置情報左の画面が出たらデバイスマネージャーを有効にして下さい。さらに右上の図に戻ってから位置情報をタップし、この右の画面が出てきたら、位置情報へのアクセスにチェックをいれます。

すると左下の画面のように注意事項がポップアップしますので「OK」をタップします。(※画像のGメールアカウントは合成です。)

おそらく最初のGoogle設2014-08-27 18.27.46定を見つけられれば、特に難しいことはないと思います。

設定が出来たら、パソコンから実際に操作できるか試してみましょう。

説明ページにあるパソコンのデバイスマネージャーにログインしてみます。

すると下のようなページから、自分のスマホがある大凡の場所が表示されます。下の画面では、まだ確認中になっていますが、探し当てるまでの時間はそれほどかかりません。特定されると私の住所を晒すことになってしまうので、敢えて最初に表示される画面を使っています。

 

adm000003ただ、GPSで確認しているわけではないので、指し示された場所はおそらくドコモの基地局だと思います。確認結果では誤差23m以内となっていましたが、おそらく基地局との誤差でしょうね。実際は、私の居場所からは1km以上離れています。ですので、精度はかなり悪い感じです。それでも大体の目星は付けられるでしょうから、その近辺で立ち寄った場所などが思い出せれば、スマホを見つけ出すのには大きな助けになるでしょう。

とりあえず着信音を鳴らして、どれくらいの音量でなるかを確認してみましょう。夜中だとうるさいと思いますのでご注意を。確認が出来たら、もしもの時のためにブックマークしておくと良いかもしれませんね。いざその時になると、案外忘れてしまうものです。

いつかスマホを実際に無くして調べた時に、もし思い当たる場所がなければ、誰かに持って行かれている可能性もあるので、速やかにロックをかけましょう。

それではまた次回。

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