あけましておめでとうございます。今年最初の投稿になりますが、本年もまたどうぞよろしくお願いします。
昨年はMVNOにおいても、それぞれ特徴のあるサービスが続々と発表されました。またその中でも特に格安スマホと呼ばれるスマートフォンと一体型のサービスが、市場に投入されたSIMフリースマートフォンの拡大に伴い充実してきました。さらに後半には、Windows Phoneもちらほら見るようになりました。
実はちょっと前から気になっていたWindows Phone。Windows10には煮え湯を飲まされましたが、現在iPhoneとAndroidにほぼ二分されているスマホ業界で、Windowsの存在もやはり重要でしょう。かつて日本では殆ど売れなかったWindows Phoneですが、最近では新製品も多く出てきているので、だいぶ使えるようになったのかなと、少し調べてみることにしました。
ということで年明け最初の更新は、このWindows Phoneにフォーカスしてみたいと思います。
安定の人気、マウスコンピューター「MADOSMA」
昨年、Windows Phoneの火付け役となったのが、マウスコンピューターのMADOSMAでした。Windowsのスマートフォン=窓のスマホの略で、「MADOSMA」なんでしょうが、英語表記だとMS-DOSと雰囲気が似てるので空目しそうです。このブログでも以前取り上げていますが、Windows Phoneは法人関係の方に人気が高いようで、製品に対する評価を他のブログや掲示板で確認したところ、細かな不具合は多少あるものの、致命的な欠陥などは特に無さそうです。価格も非常にリーズナブルですから、次にスマホを購入するときには、ちょっと検討したいところですね。
FREETELのWindows Phone「KATANA」
続きましては、FREETELから発売された「KATANA 」。これには先に発売された「KATANA 01」と、その上位機種「KATANA 02」があります。価格が「KATANA01」は¥12,800、「KATANA 02」は上位機種と言っても価格が\19,800とお安い上に、(締め切りが明日なので、どうせならもっと早く教えろと言われそうですが)今なら新機種発売キャンペーンでSIMと一緒に申し込めば、2016年1月7日 正午までそれぞれ3,000円引きと非常にお得になってます。FREETEL SIMは、毎月のように回線を増速しているので、かなり快適に使えるはずです。回線速度調査サイトなどを確認しても、結構良い数字を出してます。また、SIMの方は(これまたもっと早くに教えろと言われそうですが)1月11日までFREETEL SIMを新規で契約すると、翌月のデータ通信が10GBまで基本料金で使用できます。
問題はそのスペックということで、特徴を見ていきましょう。
コスパに優れた「KATANA 01」
まず、「KATANA 01」、「KATANA 02」双方に共通する事柄ですが、
- パソコンとシームレスに繋がる、Windows 10 Mobile
- パソコンやタブレット版のWindows 10とメニュー構成や基本的な操作が統一されているModern UI
- LTE高速通信、プラチナバンドに対応
Windows最大のメリットはオフィスソフトとの連携だろうと思います。それなくしてWindows Phoneは語れないでしょう。
その他に「KATANA 01」の特徴は、
- クアッドコアCPUに、4.5型ディスプレイ。
- LTE対応のデュアルSIM、海外で通信コストダウン。
- 500万画素の高性能カメラを搭載。
「KATANA 01」のスペック
端末名称(型式) | FTJ152E-katana01 |
---|---|
カラー | 黒 |
サイズ | 高さ:132.8mm 幅:66.3mm 厚さ:8.9mm |
重量 | 約132g |
OS | Windows 10 mobile |
ディスプレイ(サイズ/解像度) | 4.5inch/854×480(FWVGA IPS) |
CPU | MSM8909 Quad core 1.1GHz |
メモリ | 内部RAM:1GB 内部ROM:8GB 外部メディア規格:microSD 外部メディア最大容量:32GB(SD/SDHC) |
カメラ | メイン:500万画素 サブ:200万画素 |
バッテリー | 容量:1,700mAh 取り外し:可 |
連続通話時間 | 約480分 |
連続待受時間 | 約150時間 |
SIM※FOMAカード利用不可 | スロット数:2(国内で使用できるのは1スロットのみ) タイプ:micro / micro SIMロックフリー |
ネットワーク(周波数帯) | 2G:850/900/1800/1900MHz 3G(WCDMA):2100MHz(Band1)/800MHz(Band6/19)/900MHz(Band8) 4G(FDD LTE):2100MHz(Band1)/1800MHz(Band3)/ 900MHz(Band8)/800MHz(Band19) |
通信速度※端末の規格速度 | 3G:DL:42Mbps/UP:11Mbps 4G:DL:150Mbps/UP:50Mbps |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n (2.4GHz) |
Bluetooth | Version:4.0 LE対応 Power class:class 1 Profile:SPP/A2DP/HFP/HSP/FTP/DUN/HID/MAP/ GAP/SAP/OPP/SDP/AVCRP/PAN/PBAP |
NFC | × |
テザリング | Wi-Fi Bluetooth |
センサー | GPS搭載 (A-GPS対応) / 加速度センサー / 近接センサー / e-compass |
Windows 10 Mobileがサクサク快適。「KATANA 02」
一方、「KATANA 02」の特徴は、
- 解像度1280×720、5インチHD液晶ディスプレイ。
- RAM 2GBを搭載
- 5点マルチタッチ対応タッチパネル
- 大容量の2600mAhバッテリー
- 2灯フラッシュを搭載した800万画素のリアカメラ
などがあります。こちらもスペックを見てみましょう。
「KATANA 02」のスペック
端末名称(型式) | FTJ152F-katana02 |
---|---|
カラー | メタリックグレー |
サイズ | 高さ:141.0mm 幅:72.0mm 厚さ:8.9mm |
重量 | 約159g |
OS | Windows 10 mobile |
ディスプレイ(サイズ/解像度) | 5.0inch/1280×720(HD IPS) |
CPU | MSM8909 Quad core 1.1GHz |
メモリ | 内部RAM :2GB 内部ROM:16GB 外部メディア規格:microSD 外部メディア最大容量:32GB(SD/SDHC) |
カメラ | メイン:800万画素 サブ:200万画素 |
バッテリー | 容量 :2,600mAh 取り外し:可 |
連続通話時間 | 約480分 |
連続待受時間 | 約300時間 |
SIM※FOMAカードは利用不可 | スロット数 :2(国内で使用できるのは片側スロットのみ) タイプ :micro / micro SIMロックフリー |
ネットワーク(周波数帯) | 2G:850/900/1800/1900MHz 3G(WCDMA):2100MHz(Band1)/800MHz(Band6/19)/ 900MHz(Band8) 4G(FDD LTE):2100MHz(Band1)/1800MHz(Band3)/ 900MHz(Band8)/800MHz(Band19) |
通信速度※端末の規格速度 | LTE:DL:150Mbps |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n (2.4GHz) |
Bluetooth | Version :4.0 LE対応 Power class :class 1 Profile:SPP/A2DP/HFP/HSP/FTP/DUN/HID/MAP/ GAP/SAP/OPP/SDP/AVCRP/PAN/PBAP |
NFC | × |
テザリング | Wi-Fi Bluetooth |
センサー | GPS搭載 (A-GPS対応) / 加速度センサー / 近接センサー / 光センサー / e-compass |
「KATANA 01」との大きな差は、サイズとカメラ性能と言ったところでしょうか。ディプレイサイズが大きくなったことに伴い、全体のサイズや重量、メモリやバッテリー容量も増えています。あとはカメラがスペックアップしていますね。
ざっと見てきましたが、「KATANA 01」、「KATANA 02」ともに、価格的に非常に訴求力のある製品になっていると思います。やはりビジネスユース向きの感じはしますが、PCに慣れている人がガラケーから乗り換える場合にも向いているのではないでしょうか。
ところで、あと私が最近目にするものにドスパラのWindows Phoneがあるんですが、これはだいぶ長くなってしまったので機会があればまた次回以降に見てみることにしましょう。
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