さて、前回の記事からだいぶ間が開いてしまいました。毎回、記事の最後に掲載しているAQUOS PHONE ZETA SH-06EのAmazonリンクですが、こちらの商品にもメーカー保証書が欠品と書いてあります。どうでもよいならあえて欠品と謳う必要は無いわけですが、それを不審に思う人もいるでしょうし、そういう人のために書いているとも言えそうです。しかし、それならば何故保証書が無いのかを、ついでに書いておいて欲しいところです。
もっとも、メーカー保証はだいたい1年ですから、中古品に関してはむしろ無くて当然です。あったとしても、すでに期限が切れているものもあるでしょう。この記事は、ほぼ新品(未使用品)に関して書いています。
さて、結論から言ってしまうと、docomoの端末に関しては、製造番号(個体識別番号)によってメーカー修理が可能かどうかを判断するようなので、基本的にメーカー保証書は必要ないということです。これはauも同様のようですが、SoftBankだけは違うようですね。不安な人は問い合わせたほうが良いかもしれません。それにしても、いくら低価格の白ロムと言っても、未使用品なら購入価格が最低でも2万円くらいはするわけですから、今の時代、決して安い買い物とは言えないでしょう。
実は必要ないと言っておきながら、購入者として考えれば、逆にあっても損はしないだろうと思うのです。それで色々調べました。ですが、この保証書に関する記述は、どうしても見つかりません。保証書がなくても大丈夫という記事はいたるところで見かけるのですが、なぜか保証書欠品理由については言及しているものがありません。いや、おそらく私が見つけられないだけなのでしょう。販売店に直接聞けば良いだろうとも思いますが、仕入れた時に付いていなかったと言われればそれまでかなと思います。
普通に考えれば、白ロム屋(古物商)さんが買い取るときにも、店舗の判の押されたメーカー保証書があった方が仕入れるときに安心だろうし、転売で儲けている人も、そのほうが高値で売れるだろうと思うのです。
参考※「白ロム最新機種は保証書無し(あるいは印無し)を狙え」(金券ショップ アイギフト 白ロム 中古ケータイ 金プラチナ 買取 販売 大阪 梅田/店長の独り言 H23/12/30の記事)
前回の記事に書いたように、今は複数台所有している人が買った端末は、たとえそれが一括0円で購入したもの(すなわち代金完済状態)であったとしても、ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイトで確認すると△判定になってしまうのですから、その分の証明があった方が良いように思うのです。もっとも、転売する人はその日のうちに右から左に流すでしょうから、売買契約を証明するショップの領収証があればそれで十分かもしれません。
ただ、それをまた転売するときにその領収証を添付して販売するわけではないのですから、白ロム購入者から見れば、販売店の印の押されたメーカー保証書こそが、安心の保証に他ならないのではないかと思います。ですので、メーカー保証書がなくても修理は可能ということよりも、なぜメーカー保証書が欠品になるのかを散々検索したのですが、私が書いた先週の記事が検索結果上位に表示されるような有り様で、全然わからなかったという次第です。保証書が最初から無いわけはないので、流通段階のどこかで処分しているはずですが、あまり想像で書くのも良くないでしょうから、これについてご存知の方がいれば、コメント欄にでも御教授いただければ幸いです。
ところで、保証書が無いのとその内容を知らないことは別の事だろうと思いますので、参考になるかどうかはわかりませんが、昨年私がムスビー経由で買った時のメーカー保証書を添付しておきます。(画像をクリックすると拡大します。)
先ほどのネットワーク利用制限携帯電話機確認サイトでは◯評価になっているスマホですので特に問題は無いとは思うのですが、万が一迷惑がかかるといけませんので、一応端末番号とドコモショップの店舗名は伏せてあります。細い短冊状の保証書を折りたたんだものですが、長辺のサイズがA4サイズよりも長かったので、スキャンの最後の部分が切れています。
細かい字ですが、最初の方に保証書がない場合は修理を受け付けないとは書いてありますね。保証書ですから当然ですが、これは無くても大丈夫です。
私の機種はテレビを見るときのスタンドにもなる充電台が付属していたので、その保証書もついていました。これにも同店舗のスタンプが押してありました。
一応ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイトの結果もつけておきます。
保証書の番号も隠したのであまり意味は無いのですが、白ロムを購入した時には、このように◯の結果があると赤ロムの不安がなくて良いですよね。
保証書の日付が若干見えるかと思いますが、購入してから間もなく1年経ちますので、保証の期限も迫っています。この購入日は私が買った日ではなくて、前の所有者(転売者)がドコモショップで購入した日ですから、1年よりも当然短くなってます。
ひとつ言えるのは、このまま故障せずに期限を迎えれば、保証書などは紙くずでしかなくなるということです。その間の安心材料として欲しいという人はいるかもしれません。しかし、気休めになるかもしれませんが、その分価格が高くなることを考えたら、むしろ保証書は無い方が良いかもしれません。不思議なことに、機械というのは初期不良や使い方の悪い場合を除けば、保証が切れてからの方が故障しやすいのですよね。うまく出来ているものです。私が以前使っていたパソコンは安心の5年保証を追加でつけておいたら、5年過ぎてしばらくしたら見事に壊れました。もっとも、どこかのタイマーではありませんよ(笑)
心配症の方は、聞いたことがないような白ロムショップではなくて、家電量販店のような名の知れたところで購入されるのもひとつの方法だろうと思います。企業イメージを大事にするところのほうが、何かと安心できるのではないかということです。これもあくまで希望的観測でしかありませんが。
最近では、一流ホテルでも食品偽装問題が噴出しているので、老舗や一流店というのが必ずしもあてにならないことが証明された気もします。駆け込み発表が多いのは、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的な発想のような気もします。それでも、これからの売上減や騙した顧客に対する返金を考えても、今公表したほうが得策と考えた企業が多いのでしょう。しかし、一流ブランドとして今まで築き上げてきた信用やイメージは、著しく傷ついただろうと思います。あとは、自社の社名に対するプライドや顧客に対するサービス精神に期待する他ありません。
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