毎日暑い日が続きますね。昨年まではあまりエアコンをつけない生活をしていたんですが、今年は命あっての物種とばかりに惜しげもなくエアコンをつけまくってます。次回請求の電気代が恐ろしい気もしますが仕方ないでしょう。
さて、前回「FoxFi」と「PdaNet」の組み合わせは嫌気がさしてきたということを書きました。フリー版だから頻繁に切れていたのだろうと思いますが、果たしてこれを有料版にしたら、これからは問題なく繋がるのだろうかという不安があります。また、以前の記事にも書きましたが、FoxFiを利用してBluetooth接続をするには、「Google DNS」を使う必要があるという、私にとっては条件付きアプリです。
もう一つは私のガジェットとSIMの数についての関係です。現在、ガラケー、スマホ、タブレットというデバイスを持ちながら、実際のところタブレットはWi- Fi運用でほぼ家庭内用、持ち歩いているのはガラケーとスマホです。ですが、タブレットもLTE対応ですから、本当なら好きなときに持ち出せるように、もう一枚SIMがあった方がいいなと思ってもいるわけです。ただ、スマホも現在はデータ通信のみの運用で、さらにデータ通信専用SIMを追加するのもどうなのかと思う部分もあり、せっかくならスマホには音声通話機能がついたSIMの方がいいんじゃないかと思ったりもするわけです。しかし、そうすると今度は携帯電話とスマホと二つの電話を持つことになり、それはそれで無駄なのではないかと思ったりもするわけです。
一度その条件下で使ってしまえば、それが自分の中での当たり前のパターンになりますから、とどのつまり踏ん切り以外にありません。電話番号二つはあまり意味が無いので、ひとつにするにはMNPにするか、新しい電話番号に変えるかになるわけです。どちらの場合も当然ガラケーは捨てることになりますが、新しく電話番号を取る場合には電話帳登録している人に連絡しないとなりません。
さらにSIMを追加する時は、今使っているIIJのファミリープラ ンにするか、あるいは別のMVNOと新しく契約を結ぶか、増やすにしても枚数も1枚にするのか、あるいは2枚増やすのか。IIJmioのファミリープランにまとめてしまって、その中でSIMを音声通話対応のものと SMS対応のものを追加するというのも良さそうです。しかし、みおふぉんにはプラン変更時にはMNP転入は出来ないという制約があるので、MNPするのもなかなか面倒です。プランを変更した後にMNPで音声通話対応SIMを一枚追加することになるのでしょうが、これも結構手間ですね。まずはデータ専用で契約して、あとから音声通話対応に交換という手もありますが、それでは2,000円余計にかかってしまいます。
そんなことを考えているうちに、これはもしかするとモバイルルーターで一つにまとめてしまった方が良いのではないかと思い始めました。もちろん通話は出来ませんし、持ち出すときにルーターが一つ増えますが、それならSIMは一つで足ります。モバイルルーターが2万円くらいから買えるので、それを買ってみようかなと考えたりもしました。
ただ、それもまた決め手に欠けます。何よりも荷物がひとつ増えるデメリットに優るメリットは何かと考えた時に、これと言って思い浮かぶことがないのです。デバイスがひとつ増えるということは、その分充電もしなければならないし、何よりもバッテリーの残量に気を配る必要が出てきます。そうすると、本来SIMを挿入して使えるスマホとタブレットをわざわざSIMなしにしてルーターを一つ増やすというのは、どうもあまり賢い選択には思えなくなってきました。
おそらく以前にタブレットのテザリングが非常に快適だったのも影響していると思いますが、外でルーターを使用してスマホやタブレットを使うメリットがあまり思い浮かびません。ましてや、それにお金をかけるのは、何か違うような気もします。そこで、今度はタブレットにSIMを入れ替えてテザリングを試みました。こうすると普段持ち歩くのをスマホからタブレットに替える形になりますが、通話するのは元々ガラケーなので、そちらについての問題はさほどありません。しかし、特にラインや他にインストールしているアプリに関しても、微妙にスマホとは違っているので、やはり使いづらいと言えば使いづらい。
そんなこんなで暗中模索している中で、結局自分は何をしたいのかがわからなくなってきました。現状ではモバイルPCが増えた分だけモバイル環境が広がったわけですから、当面はPCを何らかの形でネットに繋げられさえすればいいわけです。一番いいのはやはりスマホのテザリングだろうけれども、「FoxFi」に関しては信頼性に欠ける。そこで今度は、以前挫折した「EasyTether」にもう一度チャレンジしてみることにしました。
最初にUSB接続を使って繋げてみます。以前繋がらなくてイライラした事が信じられないくらいあっさりと繋がりました。そして次にBluetoothを使って接続します。これも問題なく繋がりました。ただ、無料の「EasyTether」の場合には「https接続」が出来ませんので、Google検索すら出来ません。そこで仕方ありません、結局有料版を購入することにしました。仮に使い物にならなかったとしても料金的にそれほど高いものではないので、最初から入れておけば良かったんですよね。きっと、今年の夏の冷房代と比較しても、コスパは非常に良いものとなるでしょう。
そしてFoxFiの無料版と比べても、ストレスの度合いが雲泥の差です。FoxFiの有料版は使ったことがないので優劣はつけられませんが、有料版のEasyTetherを入れてから一度も切断されていないので、今の私の気持ちの中では「EasyTether」圧勝です。
さて、ああでもないこうでもないと言いながら、結局今は無理やりSIM1枚で運用していますが、これがベストだとは思っていないのも事実です。今後増やすのは間違いないのですが、それが音声通話対応SIMになるのか、あるいはデータ通信SIMになるのかは、まだ未定です。果たしてどちらのほうが良いのか、暫く悩みは続きそうです。
(photo by IMG_0068 | Flickr – Photo Sharing!)
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