悪魔のWindows10更新
また久しぶりの更新になってしまいました。今回は私自身の体調不良もさることながら、あまりにWindows10が、「はよ更新しろ」とうるさいものだから、しょうがなく更新してみたらやっぱり使いづらく、それ以上に謎の勝手に再起動をたまにやらかしてくれるので、さすがにこれは使い続けるのは難しいだろうと7に戻してみたら。。。。
エライコッチャ、ネットに繋がらん!!!
って、おい!どういうことだ。地味にドキュメントやピクチャフォルダーの名称が日本語から英語表記に変わっていたりもしましたが、そんなことはどうでもいい。ネットに繋がらないのは私にとっては由々しき事態なので、あれやこれやとやってみましたよ。
それまではOCNの続きをやろうと意気込んでいたんですか、どうにもこうにもそれどころじゃなくなって、いい加減頭にもきたので、今回はそのネタでいこうと思ってます。OCNの続きを期待していた方には申し訳ありません。ただ、この苦労を何事もなかったかのように終わらせてしまうのも癪なので、せめてここで経緯をご報告して、少しでも鬱憤を晴らしたいと思っています。このブログは、PCから見てくれている人とモバイルから見てくれている人がほぼ半々なので、スマホやタブレットにしか興味ない方にはすみませんが、しばしお付き合い願えたらと思います。
勝手にアップグレードさせないために
まずは経緯なんですが、Windows7やWindows8並びに8.1を利用している人はすでにご承知だと思いますが、2016年7月28日までに限ってWindows10への無償アップグレード期間となっています。それを過ぎても更新は出来ますが、有料になってしまうということですね。いずれはアップグレードしなければ7や8のサポートも終わってしまうでしょうから、どうせならしておくかくらいの気持ちでいました。
それにはまず最初に予約をしておかないとということで、これは私の場合は結構早くにしておきました。もっとも、この予約は焦らなくても時期が来れば自然にアップデートの通知が来るので、私は少々早まったかなという感じでした。
無償アップグレード期間に入ってからしばらくすると、アップグレードの準備が出来たとアイコンで知らせてきます。ですが、あまり早いうちにバージョンアップしても不具合が出ると嫌だなと思っていたので、しばらくは放っておきました。一方でその辺りから、PCがフリーズするようになり、特にスリープ後に立ち上げると、必ず一回は異常終了するようなありさまでした。
しかし、そのうち「インストールする準備が出来ましたよ、ホレホレ」というようなアナウンスが出始めましたので(注 文言はだいぶ違います)、こりゃいかんということで、その都度先延ばしにするように、通知のタイミングを2日後、3日後と手動で変更していました。その時点でだいぶ精神的に疲れていたのも確かです。
そうこうするうちに別のWindowsアップデートも入ってきて、推奨設定のままにしておくと自然とWindows10へグレードアップされてしまうような状態でしたので慌てて設定を変え、Windows10のダウンロードはしたけれど、インストールはまだこれからよという状況にしておきました。その場合、通常のようにスタートボタンから終了すると、更新をインストールして終了になってしまい、意に反してWindows10にバージョンアップされてしまうので、それを避けるためにF4から終了するという涙ぐましい努力を続けてきました。
逡巡
本音は、バックアップをとってからしかるべき日に更新するつもりではいたのです。ただ、日常的にバックアップをとっていたわけではないので、結局はただの先延ばしに過ぎなかったのかもしれません。とは言え、まだWindows10の評価もはっきりと出たわけではないし、長年使ってきたメインのデスクトップを実験のつもりで更新するほど酔狂でもありませんので、おそらくいつ更新しても大丈夫と思える頃までは、そのままでいようとも思っていたのです。
実は、以前取り上げたASUSのEeeBook X205TA、こちらはすでにWindows10にアップグレードしてあります。ですので、Windows10のインターフェイスといいましょうか、デスクトップ画面は特に物珍しくもなく、印象としてはWindows8のダサさからちょっと向上したかな程度の認識でした。もともとWindows8はタブレット端末用のデスクトップですから、Windows7愛用者からしてみたら使いづらいだけの粗悪品イメージしかありません。
仕事で使っているPCはそのWindows8だったため、当時はそのあまりの使いづらさに本気で7へのダウングレードを考えたほどです。入っていたアプリもイマイチなんですよね。結局Classic Shellというソフトを入れて誤魔化してましたが、正直Windows8に関しては、Androidの亡霊に取り憑かれたマイクロソフトが、勝手に自滅への道を歩みだしたような印象しか受けませんでした。
悪魔のポチッ
それはともかく、あまりにもしつこくグレードアップを勧めてくるのと、先ほど書いたフリーズなども頻発するようになったので、とある魔が差した日に、もういいやということでWindows10へアップグレードをポチったのです。
バージョンアップには1時間から1時間半くらいかかったかと思いますが、特に問題もなく出来ました。使えなくなったアプリケーションソフトなども、それほど無かったと思います。ただ、それからいきなり強制終了して再起動するという現象に見舞われました。それまでの異常終了はわりと動画を見たり大きめの画像を見たり、あるいはブラウザの表示が切り替わるようなところでハングアップして、そのまま反応しなくなるか強制終了していました。ただ、その際に鳴るビープ音が、「ピー、ピッピ」というビデオカードの異常を知らせる音だったので、さもありなんとは思っていました。これまでも何度かその状態は経験していたので、使用期間が長くなるにつれ、傷みも出てきてるかなくらいには思っていたのです。
それが今度はなんの前触れもなく突然画面が真っ暗になり再起動します。これはちょっといただけません。いつ何時落ちるかわからないのでは、安心してブログの更新も出来ません。個人的にはスタート画面に表示されるタイル状のアプリも好きではありません。ついでに標準フォントが中国語の文字のようで美しくありません。EeeBook X205TAで見ている分には小さくて気づきませんでしたが、デスクトップの大きなディスプレイで見ていたら耐えられません。さらには脆弱性が理由で廃止になったけれども個人的には好きだったデスクトップガジェットが使えません。もっとも、基本フォントもガジェットもアプリケーションソフトで対応して違和感のないところまでは行ってたんですが、無駄なタイルとアプリの並び方がアルファベット順とか、不思議なくらいバージョンアップのたびに悪くなるセンスにいたたまれなくなり、もうこれは戻すしかないと呪われた半病人のような顔でWindows7に戻すボタンを押したのでした。
(次回、怒涛の新展開へ続く)
コメント
お気持ちよく分かります。昨年12月ネット購入したpcは、10でした。もう使い物にならない代物です。MSのビル・ゲイツ自身MSの今年4月ごろの経営破綻を示唆したコメントを2年前に発表しています。こんなソフトしか出来ないMSの未来はあり得ません。私はwindowsを捨てました(今7を2台使っていますが)。かわりにgoogleのアンドロイドタブレットを併用して7中止の対応をしています。10は発ガンソフトです。
今年になってから大規模なアップデートがありましたが、それに関しても不具合が出ている人が結構いるようですね。
問題なく動作しているときはそれほど悪いOSではないのかなとも思いますが、アップデートがあるたびに戦々恐々としてしまうようでは、やはり良いOSとは言い難いでしょう。何かあったときのために自衛策も必要なのかもしれません。