どこで買う？HUAWEIの新端末「HUAWEI P20」

2018.07.06

※記事内にアフィリエイト広告を含みます。

ファーウェイの最新端末、「HUAWEI P20」、「HUAWEI P20 lite」の販売が、MVNO各社から一斉に始まりました。「HUAWEI P20 lite」はすでにかなりの売れ行きのようですが、上位機種の「Huawei P20 Pro」は、「HUAWEI P20 Pro HW-01K」という名称でdocomoの独占販売ですね。

今や格安スマホの代名詞とも言えるHuaweiとASUSの端末。現在は売上的にHuaweiが一歩リードしている感じでしょうか。私も同社の製品を使っていますが、性能は折り紙付きです。かつての中華スマホと言えば安かろう悪かろうの代表格のようなところがありましたが、現在の製品は隔世の感があります。

私の使用している「NOVA lite」にもすでに後継機の「NOVA lite2」が発売されていますが、このP20とP20 liteは、それぞれP10、P10 liteの後継です。次々とラインナップの新型を出してくるHuaweiの進化はとどまるところを知りません。ASUSからもZenFone 5が発売されましたから、今後のシムフリースマートフォンの販売競争の行方も楽しみです。

「HUAWEI P20」と「HUAWEI P20 lite」を一度にやろうかとも思ったんですが、おそらく購買層というかユーザーのニーズも違うでしょうから、それぞれ見ていくことにします。並べて見たほうがわかりやすいのでしょうが、逆に混乱する可能性もあると思うので、今回は「Huawei P20」を取り上げます。

「HUAWEI P20」の特徴

Huawei P20の一番の特徴は、そのカメラ性能だと言っても過言ではないと思います。

進化を遂げたLeicaダブルレンズカメラ

Leicaレンズを搭載した約1,200万画素のRGBセンサーと約2,000万画素のモノクロセンサーの融合により、色鮮やかな芸術的なイメージを描き出します。また1.55マイクロのピクセルサイズの大きな画像センサーを備え、その圧倒的な描写力をサポートするのは、AIによる自動認識機能と手ぶれ補正。これにより、夜景の撮影でも三脚無しで綺麗に撮ることができます。動画では1秒間に960フレームの960fps スーパースローを備えています。動きの速いものの一瞬を捉える楽しさが味わえますね。

また自撮りに関しても、インカメラの解像度が2400万画素もありますから、高画質のセルフィーを撮ることができます。

約5.8インチの大画面フルビューディスプレイ

最近では定番とも言えるノッチ（切り欠き）入りディスプレイ。コンパクトな指紋認証センサーを前面に装備してボディに対するディスプレイの占める割合を増やしたことによって、全体がよりスマートに引き締まって見えます。狭額縁で約5.8インチサイズのTFTディスプレイ。高精彩かつコントラストが豊かな画面で大迫力のコンテンツ体験ができます。

指紋認証に加え顔認証も

ワンタッチで画面ロック解除ができる指紋認証に加えて、画面に顔を向けるだけで簡単にロック解除ができる 顔認証にも対応して、さらに便利になりました。

安心の大容量バッテリー

安全かつ素早く充電する最大約3400mAhの強力なバッテリーが内蔵されています。

その他の機能も充実

nano SIMスロットを2つ搭載しDSDSに対応。 サウンド面では、音の世界に没入させるDolby AtmosRが搭載され映画館にいるようなサウンド体験。 また、ハイレゾ音源の再生にも対応しています（ハイレゾ音源再生に対応したデジタルヘッドホンや、ヘッドホンアンプが必要になります）。

「HUAWEI P20」のスペック

型番：色ミッドナイトブルー : EML-L29
ピンクゴールド : EML-L29
ブラック : EML-L29
ディスプレイ約5.8インチ　FHD＋（2,244×1,080ドット）　TFT液晶
CPUHUAWEI Kirin 970 オクタコアCPU（4×2.36GHz A73＋4×1.8GHz A53）＋i7 コプロセッサ
OSAndroid™ 8.1 / EMUI 8.1
ストレージ128GB
メモリ4GB
カメラアウトカメラ：約1,200万画素RGB（カラー）センサー（開口部F1.8）＋約2,000万画素モノクロセンサー（開口部F1.6）、像面位相差＋コントラスト＋レーザー＋デプス AF
インカメラ：約2,400万画素（開口部F2.0/FF）
SIMスロットnano SIM × 2
対応外部メモリなし
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth®Bluetooth® 4.2 with BLE(aptX/aptX HD/LDAC/HWA 対応)
付加機能加速度、環境光、近接、指紋認証、HALL、ジャイロ、コンパス、色温度、レーザーレンジングセンサー、指紋認証、顔認証、GPS、テザリング
バッテリー3,400mAh
外型寸法高さ約149.1mm×幅約70.8mm×奥行き約7.65mm
重さ約165g
主な付属品USB-C ハイレゾイヤホン / USB Type-C to 3.5mm ヘッドホンジャックアダプタ / 保護ケース / ACアダプタ / USB Type-C 2.0ケーブル / クイックスタートガイド

注意点

ご覧のように高いスペックを誇っている機種ですから基本的な性能面に問題はないと思いますが、いくつか注意をしておく必要があります。

ひとつは、この機種には、micro SDカードスロットがありません。SIMカードスロットがnano SIM × 2のDSDS対応になっていますが、こうしたスロットを持つ機種の場合には普通は片方がSIMカードスロットとSDカードスロットを兼用しています。ところが、この機種ではmicroSDを装填出来ないということなんですね。

Type-C USB対応microSDカードリーダー/ライターを使えばmicroSDカードを使うことは出来るんですが、それは本品に含まれていないので別途購入という形になるのと、内部に装着するのと違って余計な物を付けなければいけないという煩わしさはあるでしょう。内部ストレージが128GBもありますし、最近はクラウド保存も当たり前になってきたので、それで十分のような気もしますが、どうしてもファイルをメモリーカードに保存したいという方は、その分の手間と出費がかかってしまいます。

もう一つは、この端末はKDDIの移動体通信網を利用した通信サービスには対応していません。それらの通信サービスのSIMでの利用については、メーカーでは一切の動作保証していないので、au系のMVNOを使っている方は注意が必要です。

「HUAWEI P20」をどこで買う？

価格が「HUAWEI P20 lite」に比べて高いせいか扱っているMVNOも若干少ないのですが、それぞれ見てみましょう。

「HUAWEI P20」を扱っているMVNO

MVNO 分割払い 一括払い
IIJmio 2,650円（税抜）×24 62,800円（税抜）
楽天モバイル 3,141円（税込）＋分割手数料 /月×24 69,800円（税抜）
exciteモバイル 初回のみ2,632円
2,616円（税抜）/月x23回分割 + 手数料		 62,800円（税抜）
LINEモバイル 3,251円 / 月（税込）×24 69,800円（税抜）
イオンモバイル 3,141円 /月（税込）目安～×24 69,800円（税抜）
NifMo 2,686円 /月（税抜）×24 64,445円（税抜）
DMMモバイル 3,710 円 /月 (税込）×24 69,800円（税抜）
LinksMate 3,490円/月（税抜）×24 69,800円（税抜）

分割手数料とあるものは、別途クレジットカード会社の分割手数料がかかります。

ざっと眺めたところでは、IIJmioが一括払いでも分割払いでも安い感じですね。ただ、契約する場合には、それぞれのプランやキャンペーンも関係してくるので、一概にどこがお得かというのは言い切れないと思います。一括払いの場合には特にわかりにくいところはありませんが、分割の場合に楽天モバイルとexciteモバイルの分割手数料は利用するカード会社によって変わってきます。カード会社によっては、分割払いが出来ない場合もあるので注意が必要です。楽天モバイルは、楽天カードの場合は分割手数料がかかりません。

なお、税込みと税抜きがごちゃ混ぜになっていますが、各社の発表通りにしています。ただ、これですとパッと見でわかりづらいので、私の方でおおよその税込総額を計算してみました。イオンモバイルにも目安という文字がありますが、これは端数処理で若干違ってくる場合のようですので、私もそれに倣って、目安という言葉を入れさせていただきます。

MVNO 分割払い総額（税込目安） 一括払い（税込目安）
IIJmio 68,688円 67,824円
楽天モバイル 75,384円＋分割手数料 75,384円
exciteモバイル 67,607円＋分割手数料 67,824円
LINEモバイル 78,024円 75,384円
イオンモバイル 75,384円 75,384円
NifMo 69,600円 69,600円
DMMモバイル 89,040円 75,384円
LinksMate 83,760円 75,384円

ざっとこんな感じになるかと思います。あくまでも目安として参考にしてください。

単純に機種代金だけを見ると価格はわかりやすいですが、これに契約するコース料金や各社のキャンペーンとかが入ると、また違ってくると思います。ということで、各MVNOのキャンペーンを見ていきましょう。

各社のキャンペーン

IIJmio

キャンペーン（初期1円、月額費用300円オフ、データ量３GB増量）

IIJは現在怒涛のキャンペーンを展開中です。上記ページからのお申込みか対象パッケージを購入の方には、初期費用1円と音声通話SIMの場合には、月額費用300円OFF＋データ量3GB増量、データ通信SIMならデータ量3GB増量キャンペーンを7月31日まで実施中です。また、スマホと音声SIMセットの申込みで、アマゾンギフト券が最大10,000円もらえるサマーセールも同じく7月31日まで実施中です。端末を安く手に入れて、なおかつ通信料金もお得にしたい方には一押しです。

楽天モバイル

楽天モバイルでは「HUAWEI P20」「HUAWEI P20 lite」の発売を記念してキャンペーンを開催中です。機種変更の方も対象です。また、前回も楽天モバイルで購入した端末がHUAWEI製品の方を対象に機種変更キャンペーンを実施中です。

【台数限定】HUAWEI P20、P20 lite 機種変更特別キャンペーン

【楽天モバイル】対象端末購入者限定　HUAWEI P20・HUAWEI P20 lite キャンペーン　ルール

キャンペーン期間
2018年6月14日(木)20:00～2018年8月9日(木)9:59
特典対象端末
HUAWEI P20
HUAWEI P20 lite
※期間中に合計5,000台に達した場合、キャンペーンは終了します。
端末価格
HUAWEI P20：61,820円
HUAWEI P20 lite：27,782円
※同時開催中のキャンペーン併用で、価格が異なる場合があります。

楽天モバイルは、料金プラン「スーパーホーダイ」をリニューアルして、 楽天会員の場合は月額基本料が長期契約で2年間ずっと1,480円からになりました。

スーパーホーダイ概要

・最低利用期間3年を選んだ場合： 2年間月額基本料から1,000円割引
・最低利用期間2年を選んだ場合： 2年間月額基本料から500円割引

これにプラスして、

・楽天会員なら2年間月額基本料から500円割引

さらに
・ダイヤモンド会員なら1年目の対象月の月額基本料から500円割引になります。

ですから、高速通信容量が2GB のスーパー放題プランSの場合、楽天会員が3年契約した場合は月額基本料2,980円が2年間1,480円に、ダイヤモンド会員の場合には1年間980円になります。3年目以降は通常の月額料金になるので、これもまた細かい計算が必要ですが、スーパーホウダイは高速通信を使い切っても、最大1MB（混雑時は300kbps）の通信速度がありますし、通話も10分間かけ放題などもありますから、普段遣いにはとても使いやすいプランだと思います。

そのプランが楽天会員で３年契約の場合には、（1,480×2年間）＋（2,980円×１年間）＝71,280円　これを3年で割った場合に一月あたり1,980/月ですから、高速通信を使い買った後の速度や、10分間のかけ放題が付いたプランとして考えた場合に、かなりお得であることは間違いありません。長期契約に抵抗のない方にオススメです。

exciteモバイル

エキサイトモバイルでは2018年7月2日から2018年8月1日（水）11:59まで、exciteモバイルお手軽スタートキャンペーンを実施中です。

特典1

エキサイトモバイルに新規申込で初期登録手数料（3,000円）が0円！

特典2

Huawei P20を特別価格（4,000円引き）で販売中です！
一括払いで62,800円（税抜き）のところが58,800円（税抜き）
分割払いだと月々2,450円の24回払いとなります。

なお、特典１は、エキサイトモバイルに新規で申し込んだ方が対象となり、別途、SIMカード発行手数料（394円～1,970円）が発生します。

また、料金プランには使った分だけの支払いになる最適料金プランがあります。最大200kbpsの低速通信だけでいいという方は500円から、高速通信がまったく使えないのは困るけど、データ通信はそれほど必要ないという方には500MB まで630 円（税抜）、1GBまで660 円（税抜）で通信できますので、毎月の出費を抑えたい方にはオススメです。

LINEモバイル

LINEモバイルでは、ソフトバンク回線スタート記念キャンペーンとして、月額基本料が半年間ずーっとスリーコインになる、スマホ代月300円キャンペーンを実施中です。このキャンペーンは音声SIMの利用であれば、ソフトバンク回線もdocomo回線も全プランが対象となります。900円もの割引が半年間も続くわけですから、実質5,400円の割引になりますね。こちらも契約初期の出費を抑えたい方にオススメです。

キャンペーン名

スマホ代 月300円キャンペーン

キャンペーン概要

キャンペーン期間中の新規契約で、月額基本利用料が6ヶ月間900円割引になります。

キャンペーン期間

2018/7/2（月）～　8/31（金）

キャンペーン対象者

音声通話SIMを契約し、7/3(火)～8/31(金)の間に利用開始日を迎えた方

イオンモバイル

イオンモバイルでは、Huawei P20シリーズ発売記念として、音声orシェア音声プラン同時契約で、Huawei P20の本体価格 69,800円（税抜）が64,800円（税抜）へ5,000円引きとなる特別価格で提供中です。これにより、端末代金は他社と比べてもそれほどの差異はなくなります。

また、リツイートでプレゼント数が変わる、Twitterキャンペーンも実施中です。イオンモバイル公式Twitterフォロー＆該当のツイートをリツイートで、最大20名にHuawei P20シリーズがプレゼントされます。

NifMo

NifMoでは、NifMoで始めよう！夏の応援キャンペーンとして、最大21,000円をキャッシュバック！

期　　間

2018年7月1日～2018年7月31日

対　　象

上記の期間中に、下記リンクの該当ページまたは電話から、NifMoのスマホセット3GB、7GB、13GBプランのいずれかに申し込み、機器を受け取った方。
ニフティMVNOサービス申込（端末セット）

キャッシュバック特典
音声通話対応タイプ SMS対応タイプ/
データ通信専用タイプ
3GBプラン 17,100円 12,100円
7GBプラン 21,000円 12,100円
13GBプラン 21,000円 12,100円

こちらはデータ通信タイプの契約でもキャッシュバックが12,100円分もありますから、今月中に契約できる方は大変お得なキャンペーンです。ただし、データ通信であっても、キャッシュバックが振り込まれる前に解約や当初に契約したプランよりも容量が少ないプランに変更した場合には、キャッシュバック対象外となります。

DMMモバイル

DMMモバイルは新規契約の方向けのキャンペーンが昨日終了してしまい、現在はDMM mobile契約中の方向けのキャンペーンのみになっていますので、タイミング的にはあまり良くないかも知れません。ただ、おそらく今後もキャンペーンは行われると思いますので、DMMモバイルの安さに惹かれて新規に契約されようと思っている方は、しばらく様子を見てみるのもいいのではないかと思います。

また、既存契約者向けのキャンペーンは以下になります。

夏のありがとうキャンペーン

■キャンペーン期間

2018年6月28日（木）～　2018年8月2日（木）

■内容

キャンペーン期間内に、下記の申し込みをされる際にかかるSIMカード交換手数料・SIMカード再発行手数料3,240円/1枚(税込)が無料になります。

1.機種変更・端末の追加購入時のSIMカードサイズの変更
2.SIMカードサイズ変更
3.SIMカードプランの変更
4.SIMカードの再発行

■対象プラン

データ通信SIM、通話対応SIM

■対象条件

DMM mobileをすでにお申し込みの方で、キャンペーン期間中にお申し込み手続きをされた方

現在DMMモバイルと契約中の方は、ご検討されてみていはいかがでしょうか。

LinksMate

リンクスメイトは、このサイトでは初めて取り上げますが、主にゲーム用SIMとして特筆すべき存在のSIMになります。カウントフリーオプションに申し込むと対象のゲームやコンテンツ、SNSの通信量カウントが90%以上OFFになり、さらに低速状態でも対象の通信は高速のままになるので、ほとんどの対象ゲームやコンテンツ、SNSをそのまま楽しむことが出来ます。ですので、現在特にキャンペーンのようなものは行われていませんが、スマホの利用が主にゲームという方には、有力な選択候補になるのではないでしょうか。

今回はP20に関しての記事になりますので、リンクスメイトのご紹介はいずれまたあらためてしたいと思いますが、購入の際には各社の特典やキャンペーンをよく確かめることも必要かと思います。

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