久しぶりの更新になってしまいました。以前の記事でWiMAXを取り上げた時は、その表記に問題があったのではないかと申し上げたわけですが、ここ最近のWiMAX2+の様子を見ていると、ユーザーの批判的な意見は激減し、むしろその恩恵に預かっている人たちが大勢いるのではないかと思うので、改めて取り上げてみたいと思います。
なぜ私がWiMAX2+を取り上げてこなかったのかは先ほどの記事に書いていますが、もともと格安SIMの範疇ではないと思っていたのも一因です。その割にはパソコンのことやらタブレットの記事は多いじゃないかと言われそうですが、SIMに関しては1ヶ月1,000円くらいの格安SIM、スマホに関してはそのまま格安SIMで使えるdocomoのスマホやSIMフリースマホを取り上げてきました。当時はMVNOの数も少なく、プラン自体もそれほど多くなかったので、あくまで格安SIMについて取り上げようという思いもあったわけですが、今やMVNOの数も相当多くなり、各社のプランも多様化しているのと同時に、格安SIMを取り上げるサイトも急激に増えましたので、あまりそのことに囚われる必要もないのだろうと思っています。
さて、WiMAXのそもそもの問題は、その通信品質ではなく、サイト上の記載、特に制限に関してユーザーに誤解を与える表記であったことです。通信品質とそのサービス内容は、ある意味トレードオフの関係です。安く提供すればするほどユーザーは増えますが、それが原因となり増えたユーザーが帯域を圧迫する分だけ全体の品質を落としてしまう。だからこそ、通信無制限のようなサービスに対して私は懐疑的だったわけですが、以前のWiMAXのサイトでは実は制限があるということが非常にわかりにくかったのです。
その件に関しては今まだ係争中のようですが、元々の制限が3日間で1GBであったところを3GBに制限緩和されたのも、おそらくはその訴訟のせいではありましょう。今ではその制限内容もサイト上で非常に目立つように表記されており、「混雑回避のための速度制限(3日間で3GB以上利用時)があります。」という表現が何度も出てきて消費者に誤解の無いように訂正されたことも、結果的には良かったといえるでしょう。当時私はそれについても3日で3GBならパソコンで動画などを見ればすぐにいってしまうと批判していますが、制限は多かれ少なかれどこでもあるわけですから、その制限があることさえわかっていれば、それに見合った使い方をすれば良いわけです。ただし、WiMAX2+に関しては、その制限がかかっても通常の使用にはそれほど問題がないという報告もあります。
となれば、WiMAX 2+は特に他に通信手段のない人や自宅にWi-Fi環境が無い人、もしくは通信の全てを一つにまとめたい人にとって、非常に有用なサービスと言えるでしょう。今現在契約者が続々と増えているということですので、これまでしてこなかったwimax2+を提供している各社のサービスをご紹介したいと思います。一つの記事にまとめられればいいんですが、それだとだいぶ長くなりそうなので、本日はBIGLOBE WiMAX 2+についてです。
WiMAX 2+の特徴
まず「WiMAX」とは何かをひと言で言えば、「モバイルルーター」です。それを高速化させて、下り最大220Mbpsに対応させたものが、「WiMAX 2+」ということになります。このブログを読まれている方でモバイルルーターがわからない方は少ないと思いますが、念の為に申し上げると、「持ち運び出来るルーター」のことを言います。mobileという単語が、移動できるという意味を持ちますので、そう呼ばれています。ちなみに、この「モバイル」を社名や事業名に使った通信会社は多いですね。例えば、楽天モバイルやU-mobileなどもそうですし、docomoなども「Do Communications Over The Mobile Network」の頭文字からとったものです。
モバイルルーターですから、それと繋ぐ機器、例えばPCだったりタブレットだったり、もちろんスマホも繋ぐことができます。家庭や職場のルーターを、外に持ち出して好きなところで使うというイメージでいいだろうと思います。自宅に設置するルーターのように特に面倒な工事も必要ありませんし、わずらわしい配線もありませんから置き場所を考える必要もありません。必要な設定とバッテリー残量さえあれば、すぐにでも使い始めることができます。ただし、ルーターですからデータ通信専用です。スマホと接続しても音声通話は出来ません。出来るのはIP電話だけです。
それではBIGLOBEのサービスを見ていきましょう。
BIGLOBE WiMAX 2+の特徴
下り最大220Mbpsの高速通信可能!
LTEと同じくらいの速度ですが、MVNOが扱う格安SIMでは到底出るスピードではありません。一方WiMAXの平均下りスピードは、LTEを使った格安SIMと比べて大幅に優っています。au回線ということで比較的空いているからというのもあるのでしょう。速度はベストエフォートですから、利用機器、電波の状態、回線の混雑状況などにより、通信速度は低下します。
WiMAX 2+、WiMAX、LTEが使えるハイブリッド高速通信サービス
使いたいエリアによってデータ端末を選択します。これには端末によって利用出来ない通信方式があるので注意が必要です。都市部ではWiMAX 2+が利用できるでしょうが、サービスエリア外の場合はより広域をカバーするLTEに対応しているデータ端末を選択するなどの工夫が必要になるでしょう。
auスマホユーザーならauスマートバリューでスマホの月額料金がおトク!
最近流行のセット割ですね。auを利用している人やご家庭には良いのではないでしょうか。これにはBIGLOBE WiMAX 2+のauスマートバリュー mine対応料金プランに申し込みのうえ、auショップまたはauカスタマーサービスセンターにauスマートバリュー mineの申し込みが必要になります。
セキュリティセット・プレミアム
WiMAX 2+と同時新規申し込みなら月額料金最大3ヶ月無料。セキュリティセットは、インターネットやUSB経由などさまざまな経路からのウイルスや悪質なスパイウェアを検出・駆除し、BIGLOBEのメールサーバで迷惑メールを自動判定します。また、出会い系やアダルトサイトなどの有害サイトを年齢に応じてブロックします。
「BIGLOBE WiMAX 2+」Web広告限定特典
BIGLOBE WiMAX 2+ ★最大20,000円キャッシュバック★
期間 : 2016年5月17日~2016年6月30日
適用条件
Web広告限定特典ページから2016年8月15日までに申し込みをされた方で、「BIGLOBE WiMAX 2+」のサービス開始翌月を1カ月目として、23カ月目末日まで継続利用した方限定。
キャッシュバック特典の場合は、別途、所定の期日までにアンケートに答えた方。
Gポイント進呈特典の場合は、別途、6カ月以内にGポイント会員IDと対応付けを完了された方が対象です。
特典概要
※アンケート回答必須
または、
21,600円相当のGポイントを開通翌月より900G×最大24カ月進呈!(*2)
3~24カ月目まで 500円/月値引き
800円/月×24カ月間値引き
※専用クレードル・ACアダプタは別売りです。専用クレードル・ACアダプタ セット4,450円(税別)
※クレードルのみ、ACアダプタのみ、また端末無しでは購入できません。
※クレードルの色は白のみです。
*1 キャッシュバックは、サービス開始の翌月を1カ月目として、12カ月目まで継続利用確認後、12カ月末に発送となります。発送には1カ月以上時間がかかる場合があります。
サービス開始の翌月を1カ月目として、23カ月目末日までに「BIGLOBE WiMAX 2+」を解約した場合、WiMAX 2+契約解除料(1年目:19,000円(税別))がかかります。
また、最低利用期間内に解約した場合、WiMAX 2+の契約解除料とは別にキャッシュバック特典違約金15,000円(不課税)がかかります。
*2 サービス開始の翌月を1カ月目として24カ月以内に解約した場合、翌月以降、Gポイントの進呈が中止されます。
*3 「BIGLOBE WiMAX 2+」Flatツープラス ギガ放題プランの場合。「ベーシック」コース200円(税別)/月を含む。
3カ月目~24カ月目は4,380円(税別)/月、25カ月目以降は4,880円(税別)/月となります。
別途、申し込み手数料3,000円(税別)と毎月ユニバーサルサービス料がかかります。
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