このブログが取り上げているのは、主に月額1,000円以下の格安simについてですが、少し余所見をしている間に、新規に参入してきた企業あり、あるいは新たなサービスが提供されていたりもしています。MVNOを使う人は、殆ど人がサブ回線として使うか、あるいは家族に割り当てるために使うだろうと思いますので、提供されるサービスの質というか、容量的なものが、自分の使用量に見合ったものであることが一番だと思います。
ここ最近では、このブログでよく取り上げているDTIワンコインsimも、私がこのブログを書き始めた頃に比べて大幅に通信状況が改善されていて、昼休みの一部の時間帯を除けば、ほぼ100kbpsに近い状態で使用出来るようです。ネットワーク実効速度状況を見ても、殆どスピードが落ちていませんね。素晴らしいことです。ベストエフォートで100kbpsですから、この状態は非常に好ましいものではないでしょうか。もっとも今では、ほぼ倍の料金を支払えば高速通信の付属する他社サービスがたくさん出ています。ですから、仮に高速通信を望む場合にはクーポンを別途購入して、普段はこの100kbps程度で運用することに価値を見出す人向けと言えるかもしれません。何しろ、基本料が1ヶ月490円で済むのですから、割安感はいっぱいです。来年消費税が上がった時に、ワンコインで収まるのかが、ちょっと気になるところではありますが、今が490円ですから、500円ちょうどくらいにするかもしれませんね。
そんなDTIのServersMan SIM LTE 100ですが、先日、下のような知らせが届いておりました。すでに私は解約しているのですが、新しい取り組みなので送られてきたのでしょうか。
「ServersMan SIM Unlimited」が新しい仕組みを搭載
詳しい内容は上記リンクを確認していただくとして、簡単に要約すると、アプリごとに高速と低速を使い分ける仕組みのようですね。とは言え、普段は低速で使うことが多いでしょうから、自分が選択しておいたアプリを、無操作で瞬時に高速通信接続に切り替える仕組みと言ったほうがいいのかもしれません。クーポン購入が必須なので、その分値段は上がりますが、これはかなり使えそうな機能です。
私のように、IIJmioのバンドルクーポンを毎月余らせるようなライトユーザーはともかく、かなりタイトにサービスを利用している人にとっては、その都度スイッチを切り替えるのは、相当面倒くさいのではないかと思います。特にDTIでは、通常時が100kbpsに満たない状態ですから、遅いと思ってからスイッチを切り替えるまでに、かなりのストレスを感じると思います。私自身、以前はその通信の遅さに耐え切れずにDTIを見限ったわけですから、その辺はノーストレスで切り替わってくれた方がユーザーも嬉しいし、それを理由に解約されることも少なくなる分、企業側にとっても大いに有効でしょう。もっとも、高速通信用の速度切替サービス(クーポン)が、100MBで263円という値段がどうなのだろうとは思います。200MB追加すると、OCN モバイル ONEやIIJmio高速モバイル/Dサービスの値段を超えてしまいますからね。そう考えると、やはり普段はwi-fi運用が殆どで、ほんのたまに高速通信が必要な人向きという気はします。
ワンコインのLTEサービス「ServersMan SIM LTE 100」
ユーザー限定スマホ向け電話サービス「ServersMan 050」がバージョンアップ!
また、050通話の品質が向上しているようですね。ベストエフォート100kbpsで、ちゃんと通話が出来るのかという懸念はあるかと思いますが、これは結構問題無くいけるのではないかと思っています。私が使っていた頃でも、SkypeやLINEの無料通話は、そこそこ使えていましたので、現状の回線状況ならばまったく不安はないと思います。
それとDTIの親会社のフリービットが、スマホと通信サービスを合わせたサービスを提供するようですね。
フリービットグループ、総力を結集してスマートフォンキャリア事業に参入
新ブランド「freebit mobile」スタート
プランの内容や端末のスペック等は、freebit mobile ←で確認できます。
MVNOを利用する人が直面する最初の問題は、白ロムをどうやって調達するかということだろうと思いますので、そういう人たちをMVNO市場に呼びこむには非常に良いサービスではないかと思います。まだサービス提供まで若干の日にちがありますので、続報等がありましたら、またその時にでも。
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