ネットワーク利用制限

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K0000343396検討の結果購入したのは、シャープのSH-06Dです。もともと評価はあまり高くなかったのですが、それが理由で安かったというのと、2011年度冬春モデルですが、いまだに生産を続けていたというのもあります。評価によると、それまでダメダメ機だったのが、Android4.0にバージョンアップしたら、それなりに使えるようになったという意見も多かったので、それならということで選びました。もともとSoftBankユーザーの私は、シャープ製品に馴染みがあるというのも理由かもしれません。今は会社自体が苦境に陥っているようですが、是非とも頑張ってもらいたいところです。

さて、まず最初に白ロムを購入するときに確認しておかないとならないのは、ネットワーク利用制限をされていないかということです。前回の記事で書いたように、白ロムがどこの誰から仕入れたものかわからない以上、それが犯罪に関わっている可能性がなきにしもあらず。仮にそのような端末の場合、キャリアからネットワークの利用制限がかけられて、白ロムが通称赤ロムに変わってしまいます。赤ロムの由来は、とあるキャリアの端末のアンテナ表示部分が赤くなって、全く動作しなくなることにあるそうです。

SoftBankの場合は、契約するときにほとんどの人が割賦販売を利用しますが、契約期間中に月々の支払いを怠ったりすると、それもネットワーク制限にかかってしまいます。これは買った人の経済状態にもよりますが、逆にそれを利用して詐欺まがいなことをしようとする人もいるのでしょう。特に安心保証パックみたいなものに入っていると、最初の携帯を紛失したことにして別の端末を手に入れようとすると、わずか数千円で新しい端末が手に入ったりします。それがまかり通るようでは会社にとっては問題ですから、紛失したとされる携帯にロックをかけるのですね。

ただ、このネットワーク制限に関しては、法律的にはどうなのだろうという疑問もあります。今回、私は仲介サイトを利用して購入しましたが、仮に手に入れたスマホが不正に入手されたものだった場合に、私はそのことを知らない善意の第三者です。民法的には、所有権は完全に移転していると思うのですが、それに対してキャリア側が勝手にロックをかけられるということになると、健全な取引の妨げになるだろうと思ったりもします。もちろん、マネーロンダリングならぬ携帯ロンダリングみたいなことに使われると、携帯会社も困ってしまうでしょうから、その辺は難しい問題だとも思います。

さて、屁理屈が長くなりました。現段階でのネットワーク利用制限の対象になっているかどうかを確認するサイトがあります。

ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト(docomo)
ネットワーク利用制限携帯電話機の確認(SoftBank)
ネットワーク利用制限携帯電話機照会(au)

フリーマーケットやオークションに問題のある携帯を出品する人はまずいないでしょうが、少なくとも購入前に確認はした方が良いと思います。製造番号を入力すれば、その携帯が現在利用制限されているかどうかがわかります。現状ですから、これからどうなるかはわかりませんが、逆に今の段階で制限がかかっているようなら、誤って購入することもないでしょう。ですから買うときには、必ず製造番号を確認するべきです。

 

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