b-mobileが高速通信使い放題1,980円プランを発表

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SIMkousokuDataNano_Lいよいよ高速無制限が月額2,000円以下ですか。果たして大丈夫なんでしょうか。すでに使い放題プランは、ぷららから月額2,760円(税抜)、U-mobileからは同じく2,480円(税抜)で出ていますが、それよりも更に値段を下げての登場です。ぷららは税込だと2,980円なので、パッと見だとそれよりも1,000円安い錯覚に陥りますが、bモバイルは税抜き1,980円ですので、税込みにすると2,138円でしょうか。

 

日本通信、高速通信使い放題1,980円、b-mobile SIMから新登場

日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、高速モバイル通信を提供するb-mobileの新しいSIMカード「b-mobile SIM 高速定額」を、2014年12月12日(金)、新発売します。他のMNO/MVNOが、低速または低容量で低価格サービスを提供する中、当社は新しい方法で、通信速度も容量も充実した定額使い放題を実現しました。

           - ニュースリリース

日本通信は、MVNOの先駆者でありながら、現在の業界のシェアはOCNとIIJの2強状態で、bモバイルは大きく水を開けられていると思いますので、いつまでも手をこまねいてはいられないのだろうと思います。

ぷららが最初に高速通信無制限を打ち出した時に、このブログでも取り上げようか悩んだのですが、税込み2,980円という価格が、格安simと呼ぶにはちょっと微妙だったので、保留にしていました。そうこうするうちに、後を追うようにUモバイルからも無制限プランが発表されたわけです。

容量無制限のメリットは、もちろん使い放題ということではありますが、それは、あとどれくらい使えるのかという煩わしい心配をしなくて済むことだろうと思います。何を当たり前の事を言っているのかと思われるでしょうが、そういった精神的な負担は、意外と大きいものでしょう。月々の使用量が多い人は、いつもそれを気にしながら使っていることだろうと思います。

おそらく、容量無制限に惹かれる人というのは、家庭や職場にwi-fi環境がない人、あるいは外での使用が多い人なのではないかと思います。家に固定電話の無い人は、インターネット回線も引いてないかも知れませんね。

冒頭の、大丈夫か?という心配は、果たして通信品質を保てるかということです。

MVNOは、MNOから帯域を買って、それを契約者間でシェアするわけです。当然ながら、利用者が多いほど混雑し、混雑すれば速度に影響が出てきます。それが容量無制限ともなれば、朝から晩まで繋ぎっぱなしで使う人もいるでしょうから、そういう人たちがどれくらいいるかで、回線速度が変わってくるでしょう。特に、動画のような大容量データのダウンロードをする人も増えるでしょうし、ラジコをずっと聞く人も増えるでしょうね。

そんなことを見越してか、

 

高画質動画等、大容量のダウンロード及びストリーミングでの連続通信については、時間帯によって制限をかける場合がありますが、他のMNO/MVNOが設定している三日間連続使用1GBの制限はありません。

という注意書きもありますが、これが果たしてどれくらいの規制になるかですね。あまり規制が厳しいと、容量無制限の看板に偽りありになってしまうし、逆に緩すぎて他の人に影響が出ると、全体の評判が悪くなってしまいます。その辺のさじ加減は、結構難しい気がします。人が増えれば回線を増強すれば良いのでしょうが、それがうまくいかなかったときが、ちょっと心配ですね。ともあれ、これでまたMVNO業界が活気づいて来るのは、間違いないでしょう。

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